バレーボール、ひざの痛み改善方法!!
Question
バレーボール、スパイクの動作・跳ぶ瞬間が痛い!
バレーボール選手に多いひざの痛み。
あなたやあなたのチームメイトにもひざの痛みに悩んでいる方が多いのではないでしょうか。
特にお皿の周り。
ここは痛みの訴えが多いところです。
ひざの痛みは練習をしている限り、なくならないのでしょうか。
マッサージやストレッチ、テーピングや色々な治療を繰り返しても変わらないひざの痛み。
それは、痛みの原因となる身体の使い方を変えるべきです。
しかし、チームで同じ練習をしているのに、なぜ、ひざが痛くなる人とならない人がいるのでしょう?
Answer
ひざは“曲がる”もの。股関節は“曲げる”もの!!
バレーのスパイク動作。
助走から跳び上がる瞬間をイメージすると、ひざが曲がり、ひざが伸びることで体を押し上げるイメージになるかと思いますが、実はこの動作、股関節を曲げることで結果的にひざが曲がると考えるのが正解です。
つまり、助走から重心を下げ、全体重を支えて一気に力を放出する作業を、ひざを中心に行うのか、股関節を中心に行うのか、の違いになります。
この時にひざを中心に行うと、モモの前の筋肉の活動量が増え、それによりひざの周りに負担がかかります。練習中、この動きを繰り返していれば痛みが出やすくなってしまいます。
なので、長期間ひざに痛みのある選手は、このような動作の「クセ」自体を変えなければいけません。
このような体の使い方は、それぞれの体に合わせた正確なトレーニングで改善することができます。
さらに、もう一つ大切なポイントがあります。
それは、体の重心の位置。
重心の位置が悪いと、ひざに影響が出やすいばかりか、いわゆる「ブロックで吸い込みやすい」、「スパイクでかぶりやすい」の原因にもなります。
重心を悪くしないためには、普段からの姿勢が大事になります。
特に、座っている時に、背中を丸めた猫背のような姿勢が良くありません。
この姿勢は、想像以上にプレー中に大きな影響を与えています。長時間のゲームやスマホはほどほどに!