ピッチング編[第1回]

ピッチャーを目指すのであれば、「いかに速い球を投げられるか」、そして「いかにその球をコントロールするか」が大切なことです。今回から数回にわたって、『ピッチング理論』をお教えします。ぜひ一度試してみてください。
投球動作には、身体の中心線を軸とした回転運動(捻り)が隠されています。ステップした足が着地した瞬間、股関節と頭部を結んだラインにできる軸が“横方向の捻り”を生む回転軸で、その後、肘が前に出てきて顔の横を通過すると、今度は“縦方向の捻り”が生まれ、リリース・フォロースルーへと繋がっていきます。要するに、横回転から縦回転へとタイミング良く捻りを使えれば、球速は急激に上がることになります。
足を高く上げ、軸をしっかり保つ
右ピッチャーを例にとって説明します。まず左足を上げ、軸足のかかとと親指の付け根に体重を乗せるイメージで立ちます。この時に注意することはふたつ。左足首に力を入れすぎないこと、そしてつま先を地面と水平になるようにすることです。
それは、ステップの段階で左足を踏み込む際、つま先やかかとから着地するのではなく、足の裏全体で着地する必要があるからです。例えば、つま先が上を向いたまま踏み込んでしまうと、かかとから着地することになります。すると下半身の踏ん張りが利かなくなり、膝が割れやすく(開きやすく)なります。
左足はゆっくりと、できるだけ高く上げましょう。そうすればステップの幅を広くとることにつながります。ピッチャーは勢いをつけてボールを投げられる野手とは違い、たった一歩ですべてのエネルギーを生み出さなければなりません。そのためにも、足を高く上げて、ステップを広くとることを心掛けましょう。

中村好志さん(なかむらこうじ)
メジャーリーグ「サンディエゴ・パドレス」のコンディションニングコーチを務めた後帰国し、「ケイスポーツ・アイコンス」を設立。社会人野球チームを運営する傍ら、小中学生への野球指導もしている。
関連記事
PICKUP
-
いざ、初の全国へ。野球ジュニアアスリート浜松 -
令和4年11月26日(土)に裾野球場で行われた『文部科学大臣杯第14回全日本少年春季軟式野球大会静岡県予選』。西部地区代表の三ヶ日中学校が、中部、東部の代表を下し、平成24年ぶり2度目の春の全国出場を決めた。野球ジュニアアスリート浜松 -
県王者として迎える夏。
つなぐバレーで全国へ。バレーボールジュニアアスリート浜松 -
令和7年10月4日・5日の二日間で『第68回中部日本吹奏楽コンクール』がアクトシティ浜松で開催され、中学生小編成の部で、豊岡中学校が2年連続での出場を果たした。その他ジュニアアスリート浜松 -
「最強の戦うプラス思考集団」として、西部大会優勝を目指す。野球ジュニアアスリート浜松








