Honda FCが大会連覇。

第48回レッドウイング・ホンダカップ チャンピオンシップ

第48回レッドウイング・ホンダカップ
チャンピオンシップ

令和元年12月8日に都田サッカー場で開催された『第48回レッドウイング・ホンダカップ』のチャンピオンシップ。この大会は、西部地区の中学サッカー部(中体連)と、クラブがそれぞれ予選を行い、優勝チーム同士が真の西部王者を懸けてチャンピオンシップを行う、中学部活とクラブチームが真剣勝負できる唯一の大会。

決勝戦の前に行われた3位決定戦には、中体連から篠原中学校サッカー部(中体連2位)が、クラブからは浜名ジュニアユース(クラブ2位)が出場。試合は開始直後から浜名が主導権を握る。両サイド広く使い揺さぶりを掛けると、前半4分、左コーナーからヘディングシュート。これはゴール左上へと逸れたが、早くもファーストシュートを放つ。その後も浜名は中盤での素早い寄せと高い構成力を見せつけ終始試合を支配。左サイドを起点に幾度も篠原ゴールへと迫る。前半14分、右サイドへのスルーパースが通り、フリーでシュート。キーパーの横をすり抜けるが惜しくもポスト。続く前半15分、浜名は左サイドから強烈なミドルシュートを放つもクロスバー。そのボールが右サイドへと流れると、これを拾った浜名がゴール前へクロス。これをヘディングで鮮やかに合わせ「ゴール!」。浜名が先制した。この後も浜名が再三チャンスを迎えるが、篠原守備陣が奮闘し、1対0と浜名リードで前半を終える。

後半に入っても浜名が主導権を握るが、後半3分、フリーキックのチャンスを得たのは篠原。右サイドへ展開するとゴール前へクロス。これをフリーで受けた篠原が押し込み「ゴール!」。1対1と篠原が追いつき、意地を見せる。しかしその後は、前線からのプレスを強めた浜名が圧倒し、後半9分、19分、24分と連続ゴール。試合は、4対1で浜名ジュニアユースが快勝し、3位に輝いた。

決勝戦は、昨年王者のHondaFC(クラブ1位)と、浜松開誠館中学校(中体連1位)が対戦。試合は開誠館ボールで「キックオフ」。開始早々から中盤での激しい攻防が続き、一進一退の展開。先に主導権を握ったのはホンダ。前半26分、個人技で右サイドを突破するとキーパーと一対一のキャンス。しかしここは開誠館キーパーがシュートをブロック。29分には、再びホンダが左サイドへのスルーパスからシュート。これは惜しくもバーの上へ。39分にもスローイングからシュートを放つもキーパーの好守にあり、なかなかゴールを割ることができない。いい形でボールを持てない開誠館は、個人技でゴールへと迫るも、ホンダ守備陣の前にシュートまで持ち込めない。前半はホンダ優勢のまま0対0で終了。

後半開始早々、ホンダがキーパーと一対一のチャンスを迎えるが、キーパーの鋭い出足の前にゴール成らず。対する開誠館は素早い攻守の切り替えから一対一のチャンスを作るが、キーパーが一足早くボールに追いつき得点を奪えない。迎えた後半5分。フリーキックを得たホンダがゴール前にボールを送ると、混戦となったゴール前にボールがこぼれる。これをホンダがダイレクトボレー。鮮やかにゴールに突き刺さりホンダが1点を先制した。追いつきたい開誠館は前線からのプレスを強め、ショートカウンターで得点を狙うが、ホンダはキーパーを中心に体を張った守備でゴールを許さない。試合終盤、開誠館はさらに攻勢を強め、幾度となくホンダゴールに迫るが、得点を奪えないまま無情の「ホイッスル」。ホンダが1対0で開誠館を下し、大会連覇を果たした。

第48回レッドウイング・ホンダカップ チャンピオンシップ 第48回レッドウイング・ホンダカップ チャンピオンシップ

第48回レッドウイング・ホンダカップ チャンピオンシップ
イズモホール有玉

ジュニアアスリートレシピ ネモヘアーワークス

[ad]

関連記事