令和7年9月14日と21日の2日間にわたって『2025年度トヨタユナイテッド静岡カップ』の磐田地区大会が開催され、男子では浅羽ミニバスが、女子では城山ミニバスが優勝を飾った。

男子は浅羽、女子は城山が優勝。

トヨタユナイテッド静岡カップ磐田地区大会

令和7年9月14日と21日の2日間にわたって『2025年度トヨタユナイテッド静岡カップ』の磐田地区大会が開催された。磐周地区からは、男子6チーム、女子7チームが出場。上位8チームずつに与えられる西部大会への出場権を懸けて熱戦を繰り広げた。

男子で予選リーグを突破し、決勝トーナメントに出場したのは、浅羽ミニバスとFBJ、袋井ミニバス、磐田リンクスの4チーム。初戦では、FBJが黒潮ミニバスに敗れたものの、袋井は御前崎オーシャンズに55対30で勝利し、準決勝に駒を進めた。準決勝では、浅羽が黒潮に40対25で快勝した一方、リンクスと袋井は大接戦。最後まで競り合った好ゲームは、35対34でリンクスが競り勝ち、決勝進出を果たした。

浅羽とリンクスの対戦となった決勝戦。序盤は互いに譲らず、一進一退の攻防が続き、18対14と浅羽が4点をリードして後半戦へ。後半に入っても互いに譲らぬまま、23対17と浅羽が5点をリードして最終ピリオドへ。終盤になると疲労が見え始めたリンクスを浅羽が一気に突き放す。持ち前のシュート精度の高さが光り、最後は37対21で浅羽が勝利。春に続き磐田地区大会を制し、二冠を達成した。

最終順位は、浅羽ミニバスが優勝、準優勝に磐田リンクス、4位に袋井ミニバス、5位にFBJ、8位に竜洋ミニバス、9位に磐田ヴィクトリーズとなり、上位8チームに入った5チームが西部大会への出場権を獲得した。

女子の部では、袋井ミニバスと豊田フレンズ、城山ミニバス、福田ミニバスの4チームが決勝トーナメントに進出。初戦では、豊田がオーシャンズを59対41で、城山が大東ミニバスを59対26で下して準決勝に駒を進めた。準決勝では、袋井が豊田に63対36で快勝を収めると、もう一方では、城山が福田を48対33で下して決勝に進出した。

袋井と城山の対戦となった決勝戦。序盤は、袋井が城山を圧倒。先手必勝の布陣で第1ピリオドから13対2と大きくリードを広げた。第2ピリオドに入ると城山も反撃を開始。それでも序盤のリードを保った袋井が23対12と11点をリードし、試合は後半戦へ。後半に入ると、城山はさらに攻勢を強める。徐々に点差を縮め、31対26と袋井リードで最終ピリオドへ。点差は5点。十分に射程圏内に迫った城山は、ここで勝負強さを発揮。連続ポイントを挙げ、33対33と遂に試合を振り出しに戻した。このままでは終われない袋井も最後まで粘りを見せたが、勢いに乗った城山が38対37で競り勝ち、優勝。春に奪われた王座を奪還し、磐田地区の頂点に立った。

最終順位は、優勝が城山ミニバス、準優勝が袋井ミニバス、3位が豊田フレンズ、4位が福田ミニバス、8位が竜洋ミニバス、9位が浅羽スーパーソニックス、10位が磐田ヴィクトリーズとなり、男子同様、上位8チームに入った5チームが西部大会への出場を決めた。  西部大会に出場する男女5チームは、予選を突破すれば、県大会に出場できる。県大会出場という目標に向かって、最後までコートの上を走り続ける。


堀内土木

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