攻守一体のサッカーで
東海大会を目指す。
開成中学校
サッカー部
コンパクトに保たれた陣形と、素早いプレッシングで、攻守一体のサッカーを掲げる開成中学校サッカー部。『レッドウイング・ホンダカップ』では、ベスト8に進出し、『静岡県U14新人サッカー大会』に出場。多くの選手が、初めてとなる県大会だったが、初戦の清水第六中学校(2対1)、続く富士中学校(PK勝ち)を接戦の末に下すと、準々決勝では、“強豪”常葉大橘中学校をPK戦の末に下し、ベスト4進出を果たした。
同部の特徴は、前線からのプレスで相手の自由を奪う守備と、速いパス回しで敵陣を崩す攻撃。
佐藤監督は、チームについてこう話す。「今年は、飛び抜けた選手がいません。ですが、逆にそこが強みになっていると思います。誰かに依存するのではなく、全員で戦うことができますし、誰が出ても同じサッカーができる。全員でもっと上を目指していきたいと思います」
練習では、対人練習を中心に、常にプレッシャーのかかった中でプレーすることを重視。
攻撃のパターン練習も多く、どの状況でどのプレーを選択するのか、選手たちの判断能力を高めることにも力を入れる。
キャプテンの鈴木颯太くんは、「元気のある明るいチームです。サイド攻撃とセットプレーは自分たちの武器なので、そこを活かしながら勝ち上がっていきたいです」と話す。
新人戦でのベスト4に加え、1年生は、県準優勝を果たし、自分たちのサッカーに自信をもつことができた。東海大会へ行けるのは県の上位2校。
自分たちのサッカーを貫き、東海大会への扉をこじ開ける。