自主性を重んじ、自分で考えるバレー。
湖西バレーボール少年団
夏の『全日本小学生バレーボール大会』で県ベスト4進出を果たした湖西バレーボール少年団。現在は、市内の小学校に通う児童12名が所属している。
チームのモットーは、声を出して、諦めないこと。バレーを始めてまだ間もない選手も多く、練習では、より多くボールに触れることを徹底。自主性を尊重し、自分たちで考えることを求めた練習では、常に声を掛け合い、話し合って技術を磨いている。練習中は、厳しい声も飛ぶが、笑顔を絶やさず、どうやったら上手くいくのかを試行錯誤しながら取り組む。
今年のチームは、絶対的なエースはいないが、何人ものアタッカーを擁し、バランス良く得点が奪えることが特徴。加えて、トス技術の高い選手が複数人いることで、セッターに限らず、どこからでも攻撃を組み立てられることで、多彩な攻撃バリエーションを備える。サイズは小さいが、相手に的を絞らせない総合力の高さが最大の武器だ。キャプテンの酒井堅進くんは、「自分たちは攻撃型のチームなので、攻撃では確実に点を重ねていきたいです。課題は守備なので、守備力をつけていきたいと思います」と話す。課題となる守備では、特にサーブカットの向上に力を入れる。そこが不安定なため、試合では崩れることが多かった。課題を克服して、秋の大会へと臨む。
10月13日から始まった『静岡県小学生バレーボール大会』では西部大会を突破。目標であった県大会出場を果たした。
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