目指すは13年ぶりの全国制覇
浜松開誠館中学校 サッカー部
新人戦の浜松地区大会での優勝を皮切りに西部大会、県大会でも優勝を果たした県内屈指の“強豪”浜松開誠館中学校。
その後の読売カップでも優勝を収め、新チーム発足後、タイトルを総なめにし、県内最強の名をほしいままにしている。
そんな今年のチームの特徴は、チームワークの良さ。
これこそが最大の武器であり、強さの秘訣と言える。
部活以外の私生活でもコミュニケーションを取り、自主練習もみんなで声を掛け合って、全員が参加。
それでもチーム内の競争は激しく、互いが互いを高め合える良い環境が作られている。
そして、もうひとつの武器は、鉄壁の守備。
新人戦では県大会までの17試合で“わずか”5失点。
そのうちの13試合で完封勝利と、安定した守備で頂点まで駆け上がった。
“いい攻撃は、いい守備から”という言葉通り、中盤での激しいプレスやゴール前での体を張ったプレーなど、試合状況に応じた守備で自分たちのサッカーを展開してきた。
接戦でも勝ちきれる力は備わっているものの、得点力が上がれば、試合をさらに優位に進めることができる。
そのため、チャンスを確実にモノにする決定力を身につけることが、今後の課題となる。
最後に全国大会へ出場したのは4年前。
その後は、中部勢が県の覇権を握ってきた。
今年こそは、王座奪還へ。
そして、東海大会を勝ち抜き、13年ぶりとなる全国制覇を目指す。