浜松開誠館中学校と浜松学院中学校が
圧倒的な力で西部大会優勝
平成27年度静岡県協会長杯争奪中学校バスケットボール大会
西部地区予選
平成27年5月2日と、9日、10日、16日の四日間にわたって、『平成27年度静岡県協会長杯争奪中学校バスケットボール大会西部地区予選』が、エコパアリーナをメイン会場に開催された。
女子は68チームが参加し、上位6チームが6月に行われる県大会に出場する。
決勝戦のカードは、浜松学院中学校対静岡県西遠女子中学校。
両チームとも素早いプレスが持ち味で、序盤戦は一進一退の互角の攻防で試合が進む。中盤に入ると、高さで優る浜松学院が、西遠女子を押し込み始める。ポストプレーで西遠女子の守備を崩すと、精度の高いシュートで、浜松学院が徐々に点差を広げる。
西遠女子は速攻から活路を見い出そうとするが、浜松学院の守備への戻りが早く、なかなか得点を返すことができない。試合は浜松学院優勢のまま終了。結局、70対46で浜松学院中が、新人戦に続き、西部王者となった。
今大会の成績により、浜松地区からは、浜松学院中のほか、西遠女子中、新居中、舞阪中、岡崎中の5チームが県大会に出場。県大会でも優勝を期待された浜松学院中だったが、惜しくも準優勝に終わり、新人戦に続く優勝はならなかった。
一方の男子は、西部地区の72チームが参加。女子同様、上位6チームが県大会への切符を手にする。
決勝戦は、新人戦西部大会に続き、浜松開誠館中学校と浜松学院中学校が激突。試合は、開誠館中が開始2秒で先制。一気に主導権を握りにかかる。一方の浜松学院中は激しいプレスで応戦。外からの攻撃を織り交ぜながら、得意のインサイドで勝負する。
一進一退の攻防が続いたが、個人技で優る開誠館中が徐々に試合の流れを引き寄せる。中盤以降、高い個人技にくわえ、運動量でも浜松学院中を圧倒。試合は、72対44で浜松開誠館中学校が、新人戦に続き西部王者に輝いた。
この両チームは県大会の決勝戦でも対戦。浜松開誠館中が優勝を果たした。
なお、県大会へはこの2チームにくわえ、鷲津中と、与進中、岡崎中が出場した。
県でもトップレベルの浜松地区のバスケットボール。『中体連夏季大会』では、東海大会や全国大会でも活躍することを大いに期待したい。そして、少しでも長い夏になることを願う。
浜松学院中学校
浜松開誠館中学校