浜松学院中学校が
 大会連覇達成

西部地区中学生新人バスケットボール大会

第31回中日旗争奪
西部地区中学生新人バスケットボール大会

平成28年11月12日と19日の二日間にわたって開催された『第31回中日旗争奪西部地区中学生新人バスケットボール大会』。

雄踏総合体育館で行われた男子の部には、各地区大会を勝ち上がった16校が出場。
上位4校に与えられる県大会への出場権と“西部王者”の称号を懸けて熱戦を繰り広げた。

ベスト4まで勝ち進み、県大会出場権を獲得したのは、昨年の王者で“優勝候補筆頭”の浜松学院中学校と、一昨年の王者の浜松開誠館中学校、県大会常連の与進中学校、浜松地区大会準優勝の東部中学校の4校。

準決勝第一試合は、大会連覇を狙う浜松学院中と2年ぶりの王座奪還を狙う開誠館中という県内屈指の“名門校”が対決。

試合は、序盤から浜松学院中が持ち前の高さでインサイドを制すると、第1ピリオドから15点差をつけるなど開誠館中を圧倒し、主導権を握る。
開誠館中も鋭いドライブを武器にスピードで揺さぶりをかけるが、シュート精度を欠き、点差を詰めることができない。

終始、試合の主導権を握った浜松学院中が64対30で開誠館中を下し、決勝へと駒を進めた。

準決勝第二試合は、与進中対浜松東部中。

正確なアウトシュートを武器に、バランスの良い攻撃を見せる浜松東部中に対し、与進中は粘り強い守備とスピードを活かした攻撃で応戦。
互いに譲らぬシーソーゲームは、33対32と浜松東部中が1点をリードして最終ピリオドへ。

終盤に入り、ミスが出始めたのは与進中。
焦りと疲労で徐々にシュートが落ち始める。対する浜松東部中はディフェンスリバウンドをキッチリと拾うことで相手の攻撃を単発に抑え、逃げ切りに成功。

52対44で浜松東部中が勝利し、決勝進出を決めた。

決勝戦は、浜松地区大会と同じく、浜松学院中と浜松東部中が対戦。

試合は、高さで優る浜松学院中が得意のインサイドで試合の主導権を掴みにかかるが、浜松東部中が身体を張ったディフェンスでそれを阻止。
浜松学院中に勢いを与えず、速いパスワークと得意のアウトシュートで応戦。

28対25と3点のリードを許したものの、前半戦、自分たちのバスケットで試合を進めたのは浜松東部中だった。

思うような試合運びをさせてもらえなかった浜松学院中だったが、監督の激で目を覚ます。

後半開始直後から、激しい守備とファーストブレイクでリズムを掴み、足を使い始めたことで、得意のインサイドも息を吹き返す。

“学院スタイル”を取り戻した浜松学院中が一気に試合の主導権を引き寄せると、徐々に点差が開き始める。

浜松東部中も最後まで善戦するも67対46で浜松学院中が勝利を収め、大会連覇を達成した。

優勝した浜松学院中を始めとしたこの4校は、1月に行われる県大会へ出場する。

昨年の浜松学院中、一昨年の浜松開誠館中と2年連続で浜松地区のチームが県の頂点に立っているこの大会。

3年連続での県制覇へ。

浜松地区のチームの活躍に期待したい。

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