偉業達成を経て
新たな伝説に挑む。
浜松学院中学校 バスケットボール部
創部6年目を迎える浜松学院中学校バスケットボール部。創部2年目にして男子が全国大会へ出場。さらにその翌年には全国制覇を成し遂げ、その名が全国に知られる“名門校”となった。
男子に負けじと女子も年々力をつけ、昨年末には全国の強豪校が集う『TKbjリーグジュニアユースカップ』に二年連続で出場。見事全国準優勝に輝いた。一方で、初出場となった男子は“初出場初優勝”を達成した。また、新人戦では男女ともに県大会を制覇。創部以来“初”となる男女アベック優勝を果たした。
時を同じくして、浜松学院高校も新人戦県大会にて男女アベック優勝し、史上初となる中・高の県新人戦タイトル独占という偉業も達成。「バスケットボールと言えば“浜松学院”」と知らしめる格好となった。
今年のチームは、県選抜に男子から2人、女子から4人が選ばれている“タレント集団”。男女ともに、創部以来変わらぬ【堅守速攻】スタイルを貫き、激しいプレスからのファーストブレイクが最大の武器。くわえて、男子は高さを活かしたインサイドでの力強さで、女子は正確なシュート力から成される変幻自在の攻撃で、さらなるレベルアップを図ってきた。
新チームになってからは、男女ともに“県内無敗”と圧倒的な強さを見せつける同校だが、夏季大会では県大会だけではなく、東海大会も勝ち抜かなければ全国大会へ出場することはできない。昨年は男女ともに東海大会で敗れ、全国大会へは届かなかった。
「今年こそは必ず全国大会へ出場する」と女子主将の林美弥子さんが話せば、男子の2枚看板である深田怜音くんと辺田涼介くんは「全国制覇を目指します」と力強く言い切った。
浜松学院の象徴とも言えるバスケットボール部。
先輩たちが成し遂げてきた偉業はもはや語り草であり、伝説である。そのDNAは確実に彼らに引き継がれているのだ。
目指すは男女アベックでの「県タイトル三冠」、さらには男女アベックでの「全国大会出場」。
彼らは、新たな伝説に挑む。
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