アスリート対談
岩切敏久×梅林慎吾
膝が曲げられないほど痛みは増していた。その痛みはスポーツができる状況にはなく、日常生活にも支障をおよぼすほどになっていた。さまざまな治療を試みるも状態は一向に良くならない。中体連夏季大会が目前に迫った5月24日。“藁にもすがる”心境で訪れたのが『風の彩り療法院』。ここでの梅林先生との出会いが、彼の運命を大きく変えていく。
彼の名は岩切敏久くん。今年2度の「東海大会出場」を果たした湖西市立岡崎中学校男子バレーボール部のエース。12月に開催される「ジュニアオリンピック全国都道府県対抗中学バレーボール大会」へ出場する静岡県選抜に二年生で“ただひとり”選出された、将来有望なアタッカーだ。岩切くんはどうやってその痛みを克服したのだろうか。岩切くんと『風の彩り療法院』の梅林先生に話しを聞いた。
---膝の痛みはいつ頃からありましたか?
バレーボールは小学二年生の時から少年団でやっていて、最初に痛みが出たのは小学五年生の時です。スパイクを打って着地した瞬間に膝に急激な痛みが走り、その場に倒れ込んでしまいました。それからです、思うように膝が曲がらなくなったのは。
---病院へは?
いろいろな「いい」と言われる整形外科に行きましたが、なかなか痛みが引かなくて、思い切りプレーすることができず苦しかったです。お医者さんからは「高校生になるのを待って、手術するしかない」って言われて悩んでました。
---それで『風の彩り療法院』へ?
はい。「手術する前に、もう一ヶ所行ってみよよう」ってことになって。お母さんがホームページで見つけた『風の彩り療法院』へ行くことにしました。この時は県大会の二週間前だったんで、相当焦ってました。
---実際に施術を受けてみてどうでした?
ビックリしました。初回の施術で明らかに痛みが軽くなり、膝が曲げられるようになりました。翌週には実戦練習ができるまでに回復し、県大会へ出場することができました。そして、チームの目標であった「東海大会」へ出場することができ、個人目標だった「静岡選抜」に選ばれることもできました。今は痛みもなく、思い切りプレーできています。
---梅林先生にお聞きします。岩切くんはどんな症状でしたか?
一般的に言う「オスグッド」と「ジャンパー膝」を併発している状態でした。しかも「二週間後の試合に出たい」って言うし(笑)。あの時はお互い必死で、「治したい」という強い想いが良い結果に繋がったんだと思います。
---施術の特徴は?
整体にくわえ、オリジナルの“炭酸ミスト”を使用する点にあります。濃縮した炭酸ミストを患部に吹きかけることで毛細血管が拡張し、血液とリンパ液の循環が大きく改善して“フワッ”と筋肉が緩みます。なので、より短期間で改善することができます。
現在では、大会前に来院し、筋肉をほぐすために軽いマッサージを受ける程度。三年間悩まされ続けた膝の痛みから解放された。岩切くんは、梅林先生のサポートの元、目標である「全国大会出場」に向け、全力で相手コートにスパイクを打ち込む。