今年は3チームによるペナントレース。

浜松JHSトッププレイヤーズリーグ

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浜松地区の中学野球部から選抜された42名で構成される『浜松選抜』。例年は台湾に遠征を行うが、今年はコロナ禍により遠征が中止。2チーム編成から3チーム編成に組み換え、ペナントレースを実施した。

令和2年7月4日、5日にセレクションを行い、42名が選抜された浜松選抜。今年は、コロナ禍により例年行われていた台湾遠征が中止。当初は、石垣島への遠征を予定していたが、8月1日に沖縄県で緊急事態宣言が発令されたことで、石垣島への遠征も中止となった。例年行われていた選抜大会や都市対抗大会も中止となり、目標としてきた大会がことごとく中止となってしまった選手たちのために、スタッフ陣が提案したのが2チーム編成から3チーム編成に組み換え、各チームが8試合を戦うペナントレース。遠征に行けない分、リーグ戦という形で多くの試合をこなし、優勝チームを決める。また、最優秀選手(MVP)をはじめ、首位打者や盗塁王、最優秀防御率など、8つの個人タイトルも用意。普段とは違うレギュレーションにより選手たちの士気も高く、非常に緊迫した熱戦が繰り広げられた。

8月4日に全体練習を行い、チーム分けとレギュレーションを発表。翌日をオフとし、6日から9日間に及ぶ「浜松JHSトッププレイヤーズリーグ」が開幕した。

浜松地区を代表する選手たち同士の対戦ということもあり、サヨナラゲームや特別延長など、緊迫した接戦が続いた。

そんな中、最初に流れに乗ったのがMチーム。初戦を1対0で勝利すると、2試合目と4試合目を特別延長の末に勝利。5試合目と6試合目ではサヨナラ勝ちを収め、5勝1敗で最終日を迎えた。

初戦を落としたOチームは、2試合目、3試合目を特別延長の末に勝利。4試合目にサヨナラ負けを喫するも、5試合目、6試合目を勝利し、4勝2敗で最終日へ。

Hチームは、初戦を特別延長の末に落とすと、2試合目と3試合目でも特別延長で敗れてしまう。勝ち切れなかった影響もあり、その後も連敗が続いて泥沼の6連敗。序盤から苦しむ展開となり、優勝戦線からは脱落となった。

迎えた最終日。お互いに1回ずつの対戦を残すのみとなった。1試合目はHチームとMチームが対戦。ここでは、Hチームが大爆発。今までの鬱憤を晴らすかのように攻守が噛み合い、12対0で大勝。リーグ戦初勝利を挙げた。続く2試合目でもHチームは躍動。Mチームが敗れたことで是が非でも勝利が欲しいOチームを相手に2対1で勝利を収め、2連勝。2勝6敗という成績でリーグ戦を終えた。3試合目は、OチームとMチームが対戦。ここまで5勝2敗のMチームと4勝3敗のOチーム。Mチームが勝てば優勝が決まる一戦だったが、特別延長の末にOチームが勝利。5勝3敗同士で並んだ2チームはその後、タイブレークによる優勝決定戦を実施。Mチームがこれを制し、優勝。最後まで追い上げを見せたOチームだったが、あと一歩届かなかった。

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