令和7年1月4日から東京都の武蔵野の森総合スポーツプラザで行われた『京王杯ジュニアウィンターカップ2024 25 第5回全国U15バスケットボール選手権大会』への出場を果たした浜松学院中学校男子バスケットボール部。夏の雪辱を果たし、7年ぶりに全国の舞台に立った。

7年ぶりとなる全国大会出場。

浜松学院中学校男子バスケットボール部

令和7年1月4日から東京都の武蔵野の森総合スポーツプラザで行われた『京王杯ジュニアウィンターカップ2024 25 第5回全国U15バスケットボール選手権大会』への出場を果たした浜松学院中学校男子バスケットボール部。夏の雪辱を果たし、7年ぶりに全国の舞台に立った。

夏季大会では、浜松地区大会を制したが、県大会の準決勝で浜松開誠館中学校に1点差で敗れ、東海大会出場を逃した。その悔しさをバネに夏以降も精力的にトレーニングを積んだ。特に足腰を重点的に鍛え、走力と運動量の強化を図り、冬の全国を目指した。

そして迎えたジュニアウィンターカップの西部大会では決勝で再び開誠館に敗れ準優勝。西部2位で県大会に進んだ。県大会では、初戦、2回戦と順調に勝ち上がり、ベスト4に進出。準決勝の相手は、城南静岡中学校(中部1位)。春の会長杯で対戦し、10点差以上をつけられて負けた相手だ。この一戦を68対57で制して決勝に進出。決勝の相手は、最大のライバル開誠館。絶対に負けられないこの一戦でも勝負強さを見せた浜松学院は、46対41で勝利。夏のリベンジを果し、全国大会への切符を掴み取った。

大会を振り返って、「準決勝の城南静岡との一戦が一番印象に残っています」と選手たちは口にした。「春は大差で負けていたので、勝てたことで自分たちの成長を感じられた試合であり、大きな自信を得られた一戦でした」とキャプテンの薗部良介くんは話した。

過去には全国制覇を果たし、名門と言われた同部。全国の舞台から離れて7年。初めて全国の舞台に立つ選手たちばかりだ。「守って勝つという自分たちのスタイルを貫き、初戦から全力で頑張りたいです」と薗部くんが話せば、「ディフェンスが自分の持ち味なので、そこを頑張ってチームの勝利に貢献したいです」と吉田悠力くんも口にした。ミニバスで全国を経験している長谷川雄哉くんは、「どのチームも県の代表なので強いと思いますが、臆することなく自分たちらしく元気にプレーしたいです」と話した。

大会は惜しくも初戦敗退という結果に終わったが、全国の舞台に立てたことはチームにとっても選手にとっても貴重な経験となった。ここから名門復活への新章が幕を開ける。


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