浜名湖に面する庄内半島の南端に位置する村櫛町。この町で新たなシンボルとなっている競技がある。それがタグラグビーだ。この競技を普及させ、地域に根付かせてきたのが、村櫛小学校を拠点に活動している村櫛6ブレイド。10年前に設立され、現在は村櫛小学校に通う児童26名が所属。全国大会出場を目標に日々練習に励んでいる。

町のシンボルとなったタグラグビークラブ。

村櫛6ブレイド

浜名湖に面する庄内半島の南端に位置する村櫛町。この町で新たなシンボルとなっている競技がある。それがタグラグビーだ。この競技を普及させ、地域に根付かせてきたのが、村櫛小学校を拠点に活動している村櫛6ブレイド。10年前に設立され、現在は村櫛小学校に通う児童26名が所属。全国大会出場を目標に日々練習に励んでいる。

指導方針は、人間形成を大切にすること。技術や運動能力の向上はもちろんだが、それ以上に規律を守ることや人として大切な心構えなど、人間性を育むことに重きを置いている。チームの中心を担う竹内瑠希くんと薮下真二朗くん(ともに村櫛小6年)に話を聞いた。「連携が取れているので、パスを速く回せるコンビネーションが今年のチームの武器です。パスを速く回して外で勝負することでトライを狙います。個々のステップワークも良くなってきましたし、守備ではタグが取れるようになってきました。今年こそ全国大会に出場したいです」

現在では、村櫛町を拠点に活動する唯一のスポーツクラブ。同町が運営する運動クラブの受け皿にもなっており、気軽にタグラグビーができる環境を整備してきた。仲間と一緒に汗をかき、楽しくのびのびとスポーツに触れ合う。地域との共生を図りながら、この町に住む子供たちが一度は経験する競技としてタグラグビーがあってほしい。これからも町のシンボルとして輝き続ける。


TEAM DATA
活動日/金(ナイター)・土・日曜日
活動場所/村櫛小学校
団員数/26名
入団条件/村櫛小学校に通う1年生から6年生
会費/3,000円(年)



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