令和5年12月2日(土)に開幕した『第27回 西部地区少年野球オールスター大会』。12月9日(土)には、予選リーグを勝ち上がった4チームによる決勝トーナメントが行われ、浜松支部が総合力を見せつけ、大会6連覇を達成した。

浜松支部が圧巻の大会6連覇。

第27回 西部地区少年野球オールスター大会

令和5年12月2日と9日に浅羽球場をメイン会場で行われた「第27回西部地区少年野球オールスター大会』。これは、浜名湖支部から御前崎支部までの、静岡県西部の11支部(主管の袋井支部は2チーム出場)がオールスターチームを結成し覇権を争う大会。初日は4ブロックに別れてリーグ戦を行い、各リーグの1位のチームが二日目の決勝トーナメントに進出し、『支部ナンバーワン』を決める。

浜松支部と天竜支部、袋井支部Aが入ったAブロックは、大会6連覇を目指す浜松が、天竜に10対0、袋井Aに17対3と圧倒的な力を見せつけ決勝トーナメント進出。菊川支部、掛川支部、磐田支部のBブロックは、菊川が9対3(磐田)、10対7(掛川)と連勝でトーナメント進出。浜北支部、浜名湖支部、福田支部が争ったCブロックは、浜北が5対2(福田)、5対2(浜名湖)と競り勝ち、決勝トーナメント進出を決めた。Dブロックは、袋井支部Bと大東支部、御前崎支部が激突。ここでは袋井Bが大東を12対2で下すと、続く御前崎にも10対0と圧勝。危なげなく決勝トーナメント進出を決めた。

準決勝第一試合は、浜松と菊川が対戦。浜松は2回に2点を先制すると、その後も着実に得点を積み重ね6対2で勝利。袋井Bと浜北の対戦となった準決勝第二試合は、袋井Bが1回、4回それぞれに大量6点を挙げ、13対2で勝利。決勝進出を決めた。

決勝戦は浜松の攻撃で「プレーボール」。ワンアウトから二塁打でチャンスを作るが、続く打者のセカンドライナーでダブルプレー。1回裏の袋井は、先頭打者が初球を叩きセンター前ヒットで出塁。二塁をうかがうが、浜松左腕が牽制で釣り出し「アウト」。2表の浜松は、先頭打者が二塁打で出塁。ワンアウトとなるも、続く打者がセンターオーバーの三塁打を放ち1点を先制。さらにタイムリーヒットで1点を追加し2対0。3回はお互い無得点で迎えた4回裏。袋井Bの先頭打者がヒットで出塁。その後、ワンアウト1塁、3塁となりダブルスチール。1塁ランナーがアウトになる間に三塁ランナーがホームに帰り1点を返される。5回表、浜松はツーアウトから二塁打と四球でランナーを溜めると、タイムリー二塁打で2点を追加。その後、レフト前ヒットで二塁ランナーがホームを狙うも、中継プレーを繋いだ袋井Bがこれを阻止。その裏の袋井Bは、先頭打者が三塁打で出塁。ワンアウトとなるも、浜松投手の投球がボークと判定され1点を返される。5回が終わって4対2と浜松が2点をリード。6回裏の袋井は、先頭打者が初球を叩いた打球がライトオーバーの三塁打。ピンチを招くと、再びボークで1点を献上。4対3と1点差となり試合は最終回へ。7回表の浜松は、ワンアウトから四球を選んだランナーが盗塁で三塁まで到達。ここで三塁打が飛び出し1点。さらに袋井にミスが出て1点を追加。6対3と浜松3点リードで最終回裏の袋井の攻撃を迎える。ツーアウトを奪うが、ここから三連打で1点を返されると、さらにタイムリーヒットで1点差に。一打同点、さらには逆転のピンチを迎えたが、最後の打者を三振に切ってとり試合終了。選手層の厚さを見せつけた浜松が6対5で袋井を振り切り優勝。

大会6連覇となる11度目の優勝を飾った。


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