有終の美を飾る3年目の定期戦。

第3回 中部中学校・浜松開誠館中学校 野球定期戦

第3回 中部中学校・浜松開誠館中学校 野球定期戦

令和2年8月7日、はましんレクリエーションセンター野球場にて『第3回中部中学校・浜松開誠館中学校野球定期戦』、通称“浜松城シリーズ”が開催された。

中部中は、新人戦で地区大会ベスト8に進出し西部大会に出場。西部大会では大浜中学校と大接戦を繰り広げるが、特別延長の末、0対1で敗れた。

浜松開誠館中も、新人戦地区大会ではベスト8。西部大会では三回戦まで進出したものの、岳洋中学校に敗れ(1対4)県大会出場はならなかった。

新チームとして初めて戦った新人戦ではともに地区予選を突破。鍛錬の冬を越え、チーム力は大きく上がり、春、そして夏を迎えるはずだった。しかしながら、そのタイミングで訪れたのはコロナ禍だった。

部活休止期間を経て迎えた夏。中部中は二回戦で入野中学校と対戦。好ゲームとなったが、あと一歩及ばず3対5で敗れ、3年生にとっての最後の夏が終わった。浜松開誠館中も二回戦から登場し、丸塚中学校(6対3)、湖西中学校(2対0)を次々と撃破しブロック準決勝へ。天竜中学校と対戦した準決勝では自慢の打線が沈黙し、0対1で惜敗。優勝候補だった浜松開誠館中にとっては悔しい敗戦となった。

その翌週に行われた定期戦。それは最後に相応しい熱戦となった。中盤までは一進一退の攻防。センターからの素晴らしいバックホームや、キャッチャーの好フィールディングなど随所に好プレーがちりばめられ、見応えのある試合となった。終盤に浜松開誠館中が得点を重ね勝利を収めたが、3年生にとって、実力を十分に発揮した好ゲームだった。 来年は浜松開誠館中が主催で行われる。

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