令和5年1月4日に武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕した『第3回全国U15バスケットボール選手権大会(ジュニアウィンターカップ)』にHAMAMATSU BRUSHが静岡県代表として初出場を果たした。
第3回全国U15バスケットボール選手権大会
令和元年に設立されたバスケットボールクラブ『HAMAMATSU BRUSH』。コロナ禍により部活動の活動制限が強くなったことを受け、選手たちがもっと練習できる場を広げたいと与進中学校を拠点に活動をスタートさせ、今年初めて大会への出場を果たした。
ジュニアウィンターカップ出場を目標に走り始めた今年のチームは、夏の全国大会で3位に輝いた与進中学校の選手たちを軸に浜松王者の新居中学校の選手などを加えた13名が在籍し、技術レベルの高い選手たちが揃った。9月から始まった西部大会では10チーム総当たりのリーグ戦を8勝1敗の2位で通過。県大会への出場を決めた。
10月9日から始まった県大会では、初戦のVELTEX(中部4位)、続くB NEXSTARS(東部2位)を下し、準決勝に進出。準決勝では、城南静岡中学校(中部1位)を下し、決勝進出を果たした。決勝の相手は、KAISEIKANクラブ(西部1位)。西部大会で唯一敗れた相手だったが、ここでは49対44で勝利を収め、初出場にして初優勝を果たし、1月に行われるジュニアウィンターカップへの出場権を獲得した。
チームについてキャプテンの末永蒼くん(与進中3年)は、「夏の中体連で全国を経験できたことで高さは通用することがわかりました。その時からまた少しメンバーが代わり、速い展開もできるようになりました。全国大会では自分たちらしいバスケットをして、1回でも勝てるように頑張ります」と話してくれた。
令和5年1月4日に武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕したジュニアウィンターカップ。初戦の相手は、京都精華学園中学校(京都)。試合序盤は互角の戦いを見せるも、後半に離されて、惜しくも初戦で敗れることとなったが、貴重な経験を積むことができた。この経験を糧に更なる飛躍を目指して、彼らは次のステージへと進んでいく。