チームで走り勝つ!
目指すは全国制覇!!
開誠館中学校 サッカー部
創部から15年。全国制覇をはじめ、数々のタイトルを獲得し、名門として知られる浜松開誠館中学校サッカー部。
新人戦では浜松地区大会と西部大会で優勝したものの、県大会ではPK戦の末敗れ、ベスト8という結果に終わった。
今年のチームは、周囲から「昨年より弱い」と言われ続けてきた。そのため、どんな好成績を収めようとも選手たちに驕りはない。あるのはただただ“反骨心”のみ。それこそが彼らの原動力なのだ。
元々技術に定評がある選手の集団。テクニックは卓越したものがある。今後の課題は技術を活かすための運動量。今の倍走れるようになるため、走力と持久力の強化を図っていく。
チームの中心となるのは、県選抜にも選ばれたキャプテンの青島浩輝くん。失点をしても下を向かずに、「絶対に取り返す」という気持ちの強さが持ち味だという。
絶対的な選手はいないが、選手それぞれが個人ではなく“チームのために”という意識を高く持っているのが今年のチームの最大の特徴。一人ひとりがチームのために走る。誰一人サボることなく、出場選手全員がチームのために走る。日々の辛い練習は絶対に走り負けしないため。豊富な運動量が可能にする粘り強い守備をベースとした“全員攻撃・全員守備”が今年のスタイル。チーム一丸となって勝利を目指す。
昨年は県大会の準決勝で敗れた。2年ぶりとなる県大会での王座奪還を果たす。そして東海大会を勝ち抜き、12年ぶりとなる“全国制覇”を虎視眈々と狙う。強い気持ちと、辛く厳しい練習を耐え抜く彼らに不可能はない。