令和5年2月に開幕した『第38回読売カップ争奪浜松地区中学生サッカー選手権大会』。北浜中学校と可美中学校が決勝で対戦。PK戦の末に北浜が勝利し、栄冠を勝ち取った。
北浜中学校がPK戦で優勝を飾る。
第38回読売カップ争奪浜松地区中学生サッカー選手権大会
令和5年2月に始まった『第38回読売カップ争奪浜松地区中学生サッカー選手権大会』。ベスト4まで勝ち上がってきたのは、積志中学校と北浜中学校、北部中学校、可美中学校の4チーム。準決勝では、北浜が積志との点の取り合いを制し、4対3で勝利すると、もう一方では、可美が北部に2対0と快勝し、決勝進出を果たした。
3月21日にサーラグリーンフィールドで行われた決勝戦は、北浜対可美の一戦となった。ディフェンスラインを高く保ち、コンパクトな陣形でゲームを作る可美に対し、北浜はシンプルに背後を突く縦に速い攻撃でゴールを目指す。前半15分、北浜は中央からのスルーパスに抜け出し、ペナルティエリア内に侵入するも、ここは可美GKが絶妙なポジショニングで防ぎ、難を逃れる。対する可美は、前半20分、バックパスに猛チャージをかけると、焦った北浜DFのクリアを体に当てる。このボールがゴールに向かうが、わずかにポストの外。あわやの失点に北浜は肝を冷やす。後半に入ると北浜が一気に攻勢を強める。12分、17分とチャンスを迎えるが、ここは可美の守護神が好セーブを連発。最後の最後でゴールを許さない。終盤、可美が強烈なミドルシュートを放つが、これも枠を捉えられず、試合はスコアレスのままPK戦に突入。3人が失敗した可美に対し、2人が成功した北浜。可美の4人目が成功させ、2対1とするも、北浜4人目が決め、試合終了。接戦を制した北浜が優勝を果たした。