令和5年11月3日に開幕した『西部地区中学生新人バスケットボール大会』。浜松地区大会で浜松学院中学校に敗れた浜松開誠館中学校が見事リベンジを果たし、優勝に輝いた。
浜松開誠館が浜松学院にリベンジ。
第38回中日旗争奪西部地区中学生新人バスケットボール大会
令和5年11月3日から11月12日にかけて行われた『第38回中日旗争奪西部地区中学生新人バスケットボール大会』。
女子の部では、第一シードの浜松学院中学校が安定した勝ち上がりでベスト4に進出。第二シードの浜松開誠館中学校は、激戦となった周南中学校との準々決勝を逆転で勝利し、準決勝進出。第三シードの浜松南部中学校も手堅く勝ち上がり準決勝進出を決めた。第四シードの丸塚中学校は順当に準々決勝まで駒を進めたが、波に乗る三方原中学校に48対58で敗れ、ベスト4進出はならなかった。
準決勝は浜松学院と三方原、開誠館と浜松南部の対戦となった。浜松学院と三方原の一戦は、序盤から浜松学院が豊富な運動量でペースを握るも、三方原も激しいプレスで対抗。拮抗した試合となったが、決定力で優る浜松学院が、49対38で三方原を下し、決勝進出を決めた。
もうひとつの準決勝、開誠館と浜松南部の一戦は、序盤から開誠館がスピードで圧倒。カットインから次々とゴールを決め、73対24で浜松南部を下し、決勝へと進出した。
決勝戦は、新人戦浜松地区大会王者の浜松学院と準優勝の開誠館が激突。試合序盤、お互いドライブシュートを中心に拮抗した展開。中盤に入ると開誠館のディフェンスが機能し出し、ターンオーバーから次々と得点を決める。浜松学院は無理な体勢からのシュートを余儀なくされ、得点率がなかなか上がらない。終盤に入ると開誠館が浜松学院をさらに圧倒。試合は48対31で開誠館が浜松学院を下し優勝。見事、浜松地区大会のリベンジを果たした。
この大会の上位4チームが県大会の出場枠を獲得。浜松開誠館中学校、浜松学院中学校のほか、3位の三方原中学校、4位の浜松南部中学校が県大会出場を決めた。最終順位は、1位浜松開誠館、2位浜松学院、3位三方原、4位浜松南部、5位周南、6位丸塚、7位浜北北部、8位北星の順となった。
一方の男子の部。第一シードの浜松学院が3試合連続の100点ゲームを決めるなど攻撃が冴え渡り、楽々と準決勝へ進出。第二シードの開誠館も危なげなくベスト4進出を決めた。第三シードの江西中学校も実力を発揮しベスト4へ進出。第四シードの湖東中学校は4回戦で与進中学校に44対56で敗戦。その与進は引佐南部との大激戦の末(36対38)敗退。引佐南部が準決勝へと進出した。
浜松学院と引佐南部が対戦した準決勝は74対50で浜松学院が快勝。江西が開誠館に挑んだもうひとつの準決勝は、開誠館が87対39で江西を下し、決勝進出を決めた。
決勝戦は新人戦浜松地区大会と同カード、浜松学院と開誠館の対戦。試合は一進一退の攻防となったが、運動量で勝った開誠館が62対49で浜松学院を下し、優勝を果たした。
県大会へはこの2チームの他、3位の江西中学校、4位の引佐南部中学校が県大会へ出場する最終順位は以下の通り。1位浜松開誠館、2位浜松学院、3位江西、4位引佐南部、5位曳馬、6位浜北北部、7位与進、8位浜松南部。
県大会は1月に行われる。