浜松ガッツが今年最後の王者に。

静岡県学童軟式野球交流大会浜松ブロック大会

静岡県学童軟式野球交流大会
浜松ブロック大会

令和2年10月10日と11日に渡って行われた『静岡県学童軟式野球交流大会浜松ブロック大会』。この大会は、コロナ禍により全て中止となった県大会の代替となる、静岡県独自の交流大会で、9月に続き2回目の開催。前大会で決勝に進んだ浜松ブラッツと赤佐ヤングスは規定により不参加。支部予選を勝ち抜いた16チームがトーナメント方式で戦い、上位2チームが県大会へと進出する。

準決勝に進出したのは、浜名湖支部1位の三ヶ日ジュニアファイターズと、浜松支部2位の浜松ガッツ、浜松支部3位の浜松コンドルズ、浜松支部1位の浜松ドリームアローズの4チーム。

準決勝第一試合はジュニアファイターズと浜松ガッツが対戦。試合はジュニアファイターズが3点をリードし最終回へ。ここでガッツはツーアウトから4点を奪い逆転。4対3でジュニアファイターズを下し、県大会出場を決めた。

準決勝第2試合はコンドルズとドリームアローズの対戦。試合はドリームアローズが主導権を握り、リードをしたまま終盤へ。すると6回にコンドルズが集中打で逆転すると、その後のドリームアローズの猛攻を凌ぎきり、5対3で勝利。準決勝で涙を飲んだ9月大会の雪辱を果たし、見事、県大会への出場を果たした。

決勝戦は、浜松ガッツと浜松コンドルズという“浜松対決”。試合はガッツの攻撃で「プレーボール」。先頭打者がサードゴロに打ち取られると、後続も倒れ三者凡退。その裏のコンドルズの攻撃も三人で終わり、0対0で一回を終えた。二回表のガッツは、先頭打者が四球で出塁すると、サードゴロの間に二塁へ進塁。続く打者のヒットでワンアウト一塁、三塁とチャンスを広げる。続く打者が打ち取られツーアウトとなるが、ここでコンドルズにバッテリーエラーが出て、ガッツが1点を先制した。その裏のコンドルズは先頭打者がヒットで出塁。ワンアウトとなるが二つの盗塁と四球で一塁、三塁とチャンスを作るが、続く打者がダブルプレーに倒れ得点を奪えず。三回表のガッツは、ワンアウトから三塁打でチャンスを作ると、外野フライの間にタッチアップで生還し、1点追加。その裏のコンドルズもツーアウトから三塁打でチャンスを作るが得点に至らず。四回表のガッツは、四球を足掛かりにワンアウト一塁、三塁のチャンスを作ると、内野ゴロの間にランナーがホームに帰り1点を追加。その裏のコンドルズはワンアウトからヒットで出塁すると足を使った攻撃などで三塁までランナーを進めるも、あと一本が出ずにこの回も無得点。4回が終わって、ガッツが3対0と試合の主導権を握った。5回に入ってもガッツの勢いは収まらず、ワンアウトから強烈なレフト前ヒットで出塁。続く打者もレフトオーバーの二塁打で出塁し、二塁、三塁とチャンスを広げる。続く打者は三振に倒れるも、その後、強烈な打球がサードを襲い、弾く間に二人が生還。5対0と大きくリードを奪った。その裏のコンドルズは、先頭打者がヒットで出塁すると、レフトオーバー二塁打の間に生還。チャンスは作るもなかなか得点を奪えなかったコンドルズだが、遂に1点を返すことに成功した。粘るコンドルズは最終回裏に二つの四球と大きな三塁打で2点を返すも「ゲームセット」。5対3でコンドルズを下したガッツは、今年最後のブロック王者に輝いた。

なお、その後行われた県大会でも浜松ガッツは快進撃をみせ、見事県大会優勝を果たした。

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