10年ぶりとなる
県大会出場。
可美ストレングス
可美地区を中心に、入野や佐鳴台などの子供たち25名が所属する少年野球チーム『可美ストレングス』。
昭和56年に結成され、今年で36年目を迎える。
チームのモットーは、“野球を好きになり、長く続けられる”こと。
礼儀や団体活動の大切さに重きを置いた指導で、高校野球を目指して頑張る子供たちを育てている。
育成をメインとしている同チームでは、勝敗よりも、それに至るまでの過程や、その後の取り組みを大事にし、勝っても負けても試合から“何か”を学び、その後に活かしていくことの大切さを教えている。
練習は基本練習が中心。技術や状況判断能力を養うとともに、野球の楽しさを分かってもらうことで、子供たちの野球に対する“熱中力”を高めている。
今年のチームは、大人しくて真面目な子が多い。感情を表に出すことは少ないが、素直に野球に向き合うことで着実に力を付けてきた。
その成果が表れたのは昨年12月。
今年初の県大会を懸けた大会となる『しずぎんカップ』の浜松地区予選で上位2チームに入り、10年前に県大会(Z会旗)で準優勝に輝いて以来となる、県大会出場を果たした。
そもそも浜松地区はレベルが高く、県大会へ出場することは非常に困難。
そのため、ほとんどのチームにとって、県大会出場は“最大の目標”となる。
県大会へ出場する経験は、間違いなく、今後の野球人生において大きな財産となる。
5月に行われる県大会では、恐れることなく、思い切ってプレーしてきてほしい。