昨年逃したリレーでの全国大会出場を目指す。
積志中学校陸上部(男子)
新人戦の4×100mリレーにおいて、浜松地区大会で2位、西部大会で2位、県大会で4位入賞を果たした積志中学校。
今年もその力は県内トップレベルと言える。
そんな同校だが、今年のチームは、入部当初の個人能力では、昨年に劣るという。
例年、小学生の時に活躍した選手が何人かいるのだが、今年はそういった選手はおらず、本格的に陸上を始めたのは中学に入ってからという選手ばかり。
そのため、「楽しみでもあるが、不安もある」とコーチの水野さんは話す。
イチからのスタートではあったものの、実直な選手が多く、努力を惜しまない姿勢で、練習を重ねるごとに着実に力を付けてきた。
練習では、“名門”洛南高校や、昨今成長が著しい大阪桐蔭高校のメニューを取り入れるなど、指導者も選手たちの成長のために努力を惜しまない。
部長の千葉大綺くんは、「自分たちは、先輩たちのように突出した選手がいるわけではないし、能力が高いわけでもない。それでも、地道に練習することで県の上位に入ることができるようになってきました。目標は全国大会出場と県での総合優勝。みんなで力を合わせて頑張りたいです」と話してくれた。
昨年は、個人種目で全国大会出場選手を輩出。
今年は、リレーでの全国大会出場を果たす。