ジャンプで足が速くなる!?

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ジュニアアスリートの子供たちにとって気になることのひとつに「どうしたら足が速くなるのか?」という疑問があると思います。足を速くするためには、筋力を強化することや、ランニングフォームを良くするなど、様々な方法があります。今回ご紹介するのは、「ジャンプによって足が速くなる」ということです。実は、ジャンプが上手くできる人は足が速いということが、多くの研究からわかっています。アローズラボの研究結果からも、子供たちはジャンプが上手い人ほど足が速いことがわかっています。では、どのようなジャンプが良いジャンプなのでしょうか?

アローズラボで測定しているジャンプは、リバウンドジャンプと呼ばれるジャンプで、その場で真上に連続ジャンプを行います。リバウンドジャンプを測定することで、足のバネの力を評価することができます。この足のバネの力というのは、一瞬で爆発的な力を出すことができる能力で、このバネの力がある人ほど「足が速い」ということになります。このバネの力の評価は、連続ジャンプ中の跳んでいた高さと、足が地面に着いていた時間の長さから計算することができます。高さは、高ければ高いほど良く、接地時間は、短ければ短いほど良いということになり、バネの力が有効に使えていると評価されます。

このバネの力は、短距離走(50m走など)に良い影響を与えることが研究結果からわかっていましたが、最近では、長距離走(持久走など)にも良い影響を与えることがわかってきました。アローズラボの研究結果からも、バネの力がある人ほど1000m走のタイムが良いことがわかっています。つまり、バネの力を良くしていくことで、短距離走にも長距離走にも効果があるということです。

このバネの力を良くするトレーニングとしては、「縄跳び」があります。縄跳びで二重跳びなど難しい技にチャレンジしていくことで、楽しみながら足のバネの力を良くしていくことができます。また、スキップもトレーニングとして有効です。特に、スキップで前に大きく跳ぶように行うとより効果的です。友達同士でスキップの競争をするのも、楽しみながら効果を出す方法になります。

「足を速くしたい」とお悩みの方、ジャンプのトレーニングで足が速くなる可能性があります。ぜひ、縄跳びやスキップを試してみてください。

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