高校部活を見据えた
中学3年生クラスがオープン
くまの運動教室バレーボールクラス
バレーボールの技術向上を目指す選手たちをサポートしている『くまの運動教室バレーボールクラス』。
春から小学6年生から中学3年生を対象に開講してきたが、8月25日から高校という新たな舞台に挑む中学3年生を対象に新たにクラスを新設。
ボールもネットの高さも高校生用に設定し、8月25日から12月22日までの期間で全9回行われる。
コーチを務める宮野さんは、新クラスの設立についてこう話す。
「スポーツの世界では中学3年生のこの時期が身体つきや考え方、技術などが一番伸びる時期と言われています。しかし、中学生は、夏の大会が終わると部活を引退し、受験勉強にシフトしていきます。そのため、せっかく成長できる時期であるにも関わらず、丁度受験と重なるため、多くの選手が半年間の休養に入らざるを得なくなっています。もちろん受験勉強は大切です。しかし、高校でも部活を続けたいと考えている選手にとっては、半年という休養期間は長過ぎます。せっかく身につけてきた筋力や体力は落ち、それを取り戻そうと思うとさらに半年以上の期間が必要となります。そうなると、中学3年の夏の時の能力を取り戻すのは、高校1年の秋以降。3年時の総体に照準を合わせると残りは1年半しかありません。そうならないために、受験勉強をしながらも、適度に運動をしていくことが必要だと思い、クラスを新設しました。技術と筋力を維持し、高校バレーにも慣れていくことで、高校でもスムーズにプレーができるようサポートしていきたいと思います」。
このクラスでは、今まで培ってきた基本的な身体の使い方やフォーム、試合中のコミュニケーションなどバレーの基本技術を確認。
さらに、今までチームではできなかった新しい技術や新しいポジションへの挑戦、自由な発想から出るコンビネーションやフォーメーションなどを学んでいく。
対象となるのは、中学3年生の男子生徒で、参加費は1回1,620円。
初回は、8月25日に可美総合体育館で始まり、9月15日には雄踏総合体育館で、29日には高台協働センターで開催する。