聖隷JFCが東海を制し全国大会に出場。

第8回日本フットサル施設連盟選手権
1月から始まった『日本フットサル施設連盟選手権』の東海大会。同連盟に加盟する各フットサル施設で行われた施設予選を勝ち上がった12チームが2月17日に愛知フットサルクラブで行われる本選へと出場。本選の上位4チームが全国大会への出場権を獲得する。
昨年の『エンジョイ5』、夏の『EXILEカップ』に続き、全国大会を目指す聖隷JFCは、施設予選を難なく突破し、本選に出場。予選リーグでは、BOBO FCに2対3で敗れるも、強豪キューズエスパルスジュニアに3対2で勝利。1勝1敗の2位で決勝トーナメントに駒を進めた。決勝トーナメントの初戦の相手は、0.BOY。勝てば全国大会が決まる大一番を3対1で勝利し、全国大会出場を決めると、準決勝でもBIANCO CFに2対0で快勝し、決勝へ。決勝では、津ラピドFCとの接戦をPK戦の末にモノにし、勝利。東海大会優勝を果たした。
同チームの特徴は、『個人技術、個人戦術』。選手たちの武器は、もちろん圧倒的な個人技の高さ。一人で局面を打開できる技術力が最大の武器となる。コートが狭いフットサルでは、その技術は一際輝いていた。中村監督は、チームについてこう話す。「技術がつけば、子供たちは自分たちで考えるようになるし、もっと上手くなりたいと思う。そうやってどんどん上手くなっていきます。試合中も選手たちで考えてお互いの良さを出そうとする。それが、チームだと思います。そういった面では、選手たちはとても頼もしくなったと思っています」
キャプテンの大橋星哉くんは、「目標は全国優勝。僕たちの良さは、チームワークだと思うので、お互いに助け合いながら戦っていきたい」と話す。
今回が10回目の全国大会。現在、ジュビロ磐田でプレーする山本康裕選手や、中野誠也選手をはじめ、プロ選手を輩出するなど、ここで身につけた技術が今後のサッカー人生の糧になっていることは間違いない。また、同チームは、セレクションを行わない数少ないクラブとしても知られている。ゼロからスタートした選手たちが日々技術を磨き、努力を重ね、自分たちの力で全国大会への扉を開いてきた。自分と向き合い、周りと切磋琢磨しながら成長することが、どれだけ自分を大きくするのか。それを偉大な先輩たちが、体現してきた。これからも、その伝統を受け継ぎ、選手たちは大きく成長していくだろう。



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