楽しくて仕方がないほど
“夢中”になれるもの。

誠道会 南部道場
浜松市武道館の完成と共に結成された剣道道場『誠道会南部道場』。創立から、今年で41年目を迎えた伝統ある道場だ。
「礼儀作法を身につけ、挨拶がしっかりと自分からできる人間になること」を目指した指導で、強くなることよりも、これから社会に出ていく子供たちが、礼儀を学び、コミュニケーションを取りながら、仲間と共に課題を見つけ、その克服に取り組む姿勢を身につけることに重きを置く。試合では、自分たちで相手チームを観察、分析し、作戦を立ててから試合に臨む。成功したこと、失敗したこと、全てを糧に、自分たちで考え、実行することで、自分たちで成長していくことを目指している。
練習では、基本稽古やラダ―トレーニングをメインに行う。子供たちの成長スピードには個人差があるため、どこで急激に成長するか分からない。成長できるタイミングを迎えた時に基礎ができていなければ、成長できないままということもある。“その時”のために、徹底的に基礎を身につけ、これからの素地作りに力を入れる。
キャプテンの曽根嘉彦くん(篠原小学校6年)は、「みんな仲が良く、やっていてとても楽しいです。今はケガをしていて一緒にやれていませんが、早く復帰して剣道がしたい」と話す。
「楽しくて仕方がない」と言えるほど、夢中になれるモノを子供たちは見つけた。
これからも、その気持ちを忘れず、剣道という武道を通して、さらに人間性を磨き続けていくことだろう。





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