「みるみる上達! ジュニアスポーツと姿勢」

静岡県理学療法士会が6月24日(日)にアクトシティ浜松コングレスセンターで「第22回静岡県理学療法士学会 市民公開講座」を開催する。今回のテーマは“姿勢”。姿勢が及ぼす身体への影響を理学療法士という視点から解説。強くなるためには、パフォーマンスを上げるためには、ケガをしないためには、様々なことを踏まえながら姿勢について考えていく。
いつの時代においても、“姿勢”については、子どもが大人から注意を受ける一つの指摘事項となっており、私生活の中で子どもの姿勢について気になる場面は、少なからずあったのではないだろうか。子どもの姿勢については、洋式生活へと変化している現代において、健康面からも注目される事項となっている。
子どもの姿勢の良し悪しを分別し最良化していくためには、子ども達が自らの姿勢を認識することが第一歩。そして、姿勢改善のために、子どもに関わる大人たちは、理想的な良い姿勢について学び、その成長に対するサポート方法を提供していくことが必要となる。
スポーツ分野においては、競技レベルが高いスポーツ選手や指導者ほど姿勢を重要視している。不良姿勢は、パフォーマンスへ影響し、個人・チーム成績においても不利益につながっていくことが科学的に明らかになっているからだ。現在では、トップアスリートといわれるスポーツ選手において工学機器を用いた詳細な分析も行われ、姿勢改善を実現するための要因について検討され、子ども達が手本として目指す選手たちの身体機能について、その一部が少しずつ情報として提供され始めている。
この講演では、ジュニアスポーツ選手が目指す理想的な姿勢について、体の中心部を構成する肩甲骨・背骨(脊椎)・骨盤・股関節に焦点を当て、力学的観点から、わかりやすく解説していく。講師には、常葉大学健康科学部の栗田泰成氏を迎え、長くスポーツを続けるためのケガをしない身体づくりや、満足のいくパフォーマンスを発揮するためのトレーニング、ライバルに勝つための練習方法などを、トップアスリートの一事例を交えながら、情報を提供していく。
この機会を、子供たちの姿勢について考える第一歩としてみては、どうだろうか?

第22回静岡県理学療法士学会 市民公開講座
「みるみる上達! ジュニアスポーツと姿勢」
日時/6月24日(日)14時(受付/13時30分)
会場/アクトシティ浜松コングレスセンター5階
定員/200名
参加費/無料(予約不要)
お問い合わせ/静岡県理学療法士会 事務局
054-275-2985
office@shizuoka-pt.com

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