中学校生活最後の夏
目指すはアベックでの東海大会出場
曳馬中学校水泳部
昨年度、中体連夏季大会の県大会において女子総合優勝。
今年も強さは健在で、男女ともに、新人戦の浜松地区大会や浜名湾新人水泳大会などの主要大会で上位入賞、特に、浜松地区新人戦の「男子400mフリーリレー」では優勝という好成績を残している曳馬中学校水泳部。
部員数は、男女合わせて35名。浜松市内の中学校としては数少ない50mプールを備えた同校では、その環境を活かし、日々ハードな泳ぎ込みを実施。
さらに、体幹を鍛えるため、陸上トレーニングを毎日の練習メニューに組み込んでいるのも同校の特徴。
この練習により、体幹を意識した安定感のある泳ぎを実現している。
各大会で安定した成績を収めてきた今年のチームの目標は、男女ともに『東海大会』出場。主将の長坂樹くん、野澤優太くん、渡邊敬太くん(ともに三年生)、日本選手権やジャパンオープンにも出場した二年生エースの高野裕也くんを加えた「400mフリーリレー」の実力は県トップクラス。
今年の浜松地区大会では、全国標準記録まで“あと4秒”と迫る力泳を見せた。
「女子400mフリーリレー」も有望で、個人種目も上位を狙う柴田千優さんと、松島くるみさん、加藤那実さん(ともに三年生)、そして二年生の長柄有咲さんの力強い泳ぎで、県大会での上位入賞を目指す。
県内屈指の実力校がひしめき合う浜松地区。
そこを勝ち抜き県大会へ進み、上位6校のみが東海大会へ進める。
曳馬中学校水泳部の熱い夏が、いま始まる。