この活動が、自分の中の何かを変えた。
ボーイスカウト浜松連合協議会(浜松地区・浜松東地区)・
ボーイスカウト磐田地区・
ボーイスカウト掛川袋井地区
ボーイスカウトの夏、24WSJ。今度は北米大陸だ!テーマは”友情”経験”アドベンチュアー”、2019年7月22日~8月2日12日間の森林での野営だ。テント生活での12日間はかなりハード。クライミングやラフティング、そして交流会と多国籍集団でのことだから心身ともに鍛えられる、まさにタフなアスリート。6月、7月には団をはじめ地区委員会、静岡県連盟から壮行会で送られていった。
『ボーイスカウト』という名前をご存知の方も多いでしょう。でも、実際に何をしているのかということは、あまり知られていないのではないでしょうか。皆さんもどこかで活動を見かけたことがあるかもしれません。ハイキングに、キャンピング、カヌー、自転車走、街頭募金や防災イベント奉仕、植樹祭奉仕、自治会行事奉仕など、多岐に渡り、様々な活動をしています。子供たちは、森や川、海、山など、溢れる自然環境の中で、見るもの、聞くもの、触れるもの、感じるもの、五感の全てを駆使して、様々なことを学んでいきます。少年少女たちは、こういった活動を通して、仲間との協働で身につけるリーダーシップや思いやり、約束ごと、観察力、コミュニケーション力など、社会で求められる力を育んでいきます。
ボーイスカウト運動は110年前イギリスのロバート・ベーデン・パウエル卿が少年たちを集め、ブラウンシー島で”実験のためのキャンプ”を始めたのをきっかけとして世界中に広まった運動です。現在では169か国、4000万人と、国際的な運動です。そして世界中の人と交流して、言葉、文化、慣習、風土を体験してくることがいかに大切かを知り、自分の視野を広げ、コミュニケーション力を高めることで、大人となった時に社会で活躍できることにつながって行きます。
今年も7月22日から8月2日に渡って、ワールドスカウトジャンボリーが開催され、アメリカのウエスト・バージニア州に世界169の国と地域から、35000名が参加。日本からも1200名が参加した。ここ浜松からも20名が参加。実際に参加したスカウトたちは、世界を見ることで感じたことをこう話した。”驚いた、テントをたてるのに苦労していたら近くにいた外国のスカウトが手伝ってくれたこと。嬉しいという感情よりも、自然と手を差し伸べてくれた行動に感動しました。しかも、早くてスキルが高かったことで、さらに強い印象を受けました。助けることは、日常的なことで、彼らにとっては普通のことなんだと感心しました」といった習慣の違いや、「多くの国の人が、たくさん日本語で話しかけてくれました。自分は日本語しか話せないのに、積極的に話しかけてくれて、みんな日本のことを知りたいのだなと感じ、ボーイスカウトはまるで家族のようでした」と国境を越えた交流の感想を話した。
参加したスカウトは、帰国後支援と応援をしてくれた団をはじめ、浜松市長や関係団体へ御礼と帰国報告を行った。
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