『セイブ自動車学校旗スーパージュニア大会』で準優勝に輝き、チーム創立以来“初”となるスーパージュニアでの県大会出場を果たした。
第11回 静岡ガス杯
スーパージュニア学童軟式野球大会
『セイブ自動車学校旗スーパージュニア大会』で準優勝に輝き、チーム創立以来“初”となるスーパージュニアでの県大会出場となる三ヶ日フレンズ野球スポーツ少年団。
その初戦の相手は、静岡支部の静岡ツインズ野球スポーツ少年団。
試合は、序盤からフレンズの打線が爆発。
初回に、長短打を織り交ぜ一挙12点を奪うと、その後も毎回得点を挙げ、大量18得点を獲得。投げては投手陣が相手打線を初回の2点のみに封じ込み、18対2の大勝で2回戦進出。
続けて行われた2回戦。相手は、藤枝支部代表で、“県大会常連”の大洲野球スポーツ少年団。
強豪に対してもフレンズ打線は好調をキープ。
初回に5点を奪い試合の主導権を握ると、2回、3回と追加点を挙げる。
しかしこの試合では堅かった守備が乱れ4失点。
3回が終わって7対4。
フレンズがリードするも、まだ安心できる展開ではない。
4回はお互い無得点で迎えた最終回。
フレンズは、先頭打者が相手エラーで出塁するとすかさず盗塁。
このプレーを足掛かりに2点を追加することに成功。
結局、9対4でフレンズが勝利し、見事ベスト4進出を決めた。
準決勝では富士支部の富士第二ルーキーズ少年野球団と対戦。
打線が爆発し勝ち上がってきたフレンズに対し、ルーキーズは接戦をモノにし勝ち上がってきた。
対照的な両者の戦いとなった。
試合は、フレンズの強力打線が、緩急をつけた投球をする相手投手の前に沈黙。
7三振を喫する。
一方のルーキーズは、スクイズを中心に得点を重ね、結局、0対8のスコアでフレンズは敗れ、決勝進出は叶わなかった。
ただ、4年生以下ながらにフルスイングをするそのスタイルは、充分すぎるインパクトを残したのではないだろうか。
大会後、取材を兼ねてフレンズの練習場を訪れた。
そのグランドには子どもたちの声が響いていた。
その声は、ただ張り上げているだけのものではない。
ミスを指摘し、好プレーを賞賛する、“生きた声”だった。
仲間の声に呼応し、必死にボールに食らいつく子どもたちの姿がそこにはあった。
少年野球の在るべき姿を見たような気がした。
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