浜松ジャガーズが
 優勝を果たす。

第9回セイブ自動車学校旗スーパージュニア学童軟式野球大

第9回 セイブ自動車学校旗
スーパージュニア学童軟式野球大会

平成28年10月2日と8日の二日間に渡って、『第9回セイブ自動車学校旗スーパージュニア学童軟式野球大会』が浜北球場をメイン会場に開催された。

この大会は、4年生以下で編成されたチームで戦う数少ない大会で、ほとんどの子が“初”の野球の公式戦となる。試合は5回戦で行われる。

出場したのは、各支部の予選を勝ち抜いた16チームで、上位2チームが県大会への切符を手にする。

ベスト4へと進んだのは、浜北支部1位の新原を下し波に乗る浜松ブラッツ(浜松支部6位)と、“県大会常連”の浜松ジャガーズ(浜松支部2位)、“優勝候補筆頭”と呼ばれた小池ビーバーズ(浜松支部1位)を10対0の大差で下した三ヶ日フレンズ(浜名湖支部3位)、そして安定した守備力で“強豪”三ヶ日ジュニアファイターズ(浜名湖支部1位)に競り勝った浜名ヤンキースの4チーム。

準決勝第一試合は、ジャガーズとブラッツの対戦。

先攻のジャガーズがさい先良く2点を先制するも、その裏にブラッツが1点を返す。
2回表に3点を挙げ突き放すジャガーズだが、その裏に7点を奪われ、2回が終わって8対5とブラッツがリード。
しかし迎えた3回表、ジャガーズ打線が爆発。
一気に大量13点を挙げ勝負あり。18対8のコールドゲームで浜松ジャガーズが県大会出場を決めた。

続く第二試合は、三ヶ日フレンズ浜名ヤンキースが対戦。
ともに好投手を擁する両チームだが、この日はあいにくの雨。
ボールが滑り、なかなか制球が定まらない。

試合は“点の奪い合い”となる。
1回表にフレンズが1点を先制するが、ヤンキースがその裏に3点を奪いすぐさま逆転に成功。2回にはフレンズが3点を奪うも、その裏にヤンキースが2点を挙げリードをキープ。3回にはお互い2点ずつを取り合い、3回が終わって7対6とヤンキースが1点リードのまま(時間制限により)最終回となる4回へ。

1点を追うフレンズは、勝てばチーム創立以降“初”の県大会出場。

簡単に諦めるわけにはいかない。

ここから自慢の打線が爆発。連続長打で2点を奪い逆転に成功。

しかしながら、昨年準決勝で敗れ、あと一歩の所で県大会を逃したヤンキースも引き下がるワケにはいかない。

必死にランナーを進め1点を奪取。

試合はノーアウト満塁から始まる特別延長へと入った。

お互いに意地をぶつけ合った延長戦は、先攻のフレンズが長打で3点を奪う。
その裏のヤンキースも懸命にホームを狙うが1点及ばず、11対10で三ヶ日フレンズが勝利し、“念願”の県大会出場を決めた。

続いて行われた決勝戦。コツコツと5点を積み上げたフレンズに対し、ジャガーズは初回の8点を皮切りに合計16点を挙げ圧勝。

6年ぶり2度目の優勝、4年ぶりとなる県大会出場を果たした。

この結果をもって、県大会へは、浜松ジャガーズ(浜松支部)と三ヶ日フレンズ(浜名湖支部)が出場することになった。

この日はあいにくの雨。
慣れないコンディションの中で、本来のプレーを出せない選手もいたかもしれない。

しかしながら懸命にプレーするその姿、その選手たちを懸命に応援する父兄の皆さんの声援には心打たれた。

4年生ながらに外野の頭を越す大飛球が数多く飛び出した大会でもあった。
ただ、彼らの野球人生はまだ始まったばかり。

頑張った先にしかない結果を求めて、努力を積み重ねてほしい。その過程が“人生の宝”となるのだから。

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