MSスターズが
有終の美を飾る。
第5回 ソフトボールフェスティバル・ダ~!2016
静岡県西部小学生ソフトボール支援連盟が主催する『ソフトボールフェスティバル・ダ~』が今年も開催された。この大会は、小学6年生だけが集まる小学校生活“最後”の大会。多くのチームが合同チームとして参加し、熱戦を繰り広げた。
5回目となる今回は14チームが参加し、6イニング制(時間制限あり)で対戦。
そんな中、決勝へと駒を進めたのは、南平や大平台を中心とした「入野中学校区チーム」と、舞阪・新津連合からなる「MSスターズ」の2チーム。
試合は、入野の攻撃でプレイボール。先頭打者が出塁し、ワンアウト2塁のチャンスを作るが、後続が倒れチャンスを潰す。
一方、MSはその裏、1番、2番が立て続けにヒットで出塁すると、3番がタイムリーツーベースヒットを放つと、その後も1点を追加し、早々と2点を先制する。
2回も両チームとも得点圏にランナーを進めるも無得点。
そして迎えた3回、3人で攻撃が終わった入野に対し、MSは先頭バッターがツーベースヒットで出塁。
その後、フォアボールと盗塁でノーアウト2塁、3塁のチャンスを作ると、2つの内野ゴロの間に2点を挙げ、4対0と入野を突き放すことに成功。
何とか追いつきたい入野は代打攻勢に出るが、なかなかチャンスが作り出せない。
結局、5回にも1点を追加したMSが5対0で入野を下し優勝。
小学校最後の大会を有終の美で飾った。
この大会を持って、彼らが小学校時代に打ち込んできたソフトボールは終わり。
春からは中学生として新たな生活が始まる。
ソフトボールを続ける子、野球へと転向する子、はたまた違うスポーツを見つける子など、中学生活には様々な選択肢がある。
はっきり言えることは、どのような選択をしてもそれが“正解”だということ。
何を選ぼうとも、彼らが小学生時代に「ソフトボールに打ち込んだ」という事実は変わらない。
未来は希望に満ちている。