令和5年4月23日に開幕した『選抜少年野球三ヶ日大会』。静岡県西部地区のチームを中心に、静岡市、愛知県からの招待チーム、計32チームが集結し覇権を争った。
細江野球少年団がベスト4進出。
第47回選抜少年野球三ヶ日大会
浜松勢は三ヶ日ジュニアファイターズ、細江野球スポーツ少年団、浜北スモールジャイアンツ、三ヶ日フレンズ、浜松ヤンキースの6チームがベスト8に進出。
ベスト4進出を懸けて六郷野球スポーツ少年団(菊川支部)と戦った三ヶ日ジュニアファイターズは9対10と惜敗。浜北スモールジャイアンツと対戦した細江は7対1で快勝し準決勝進出。小笠北ビクトリー(菊川支部)と対戦した三ヶ日フレンズは6対11と乱打戦で敗れ準々決勝敗退。桔梗が丘野球少年団(掛川支部)と対戦した浜松ヤンキースは10対11と惜しくも敗れ、準決勝進出はならなかった。
浜松勢で唯一、準決勝に進出した細江は、強打を誇る六郷と対戦。試合は細江の攻撃で「プレーボール」。細江は幸先よくホームランで2点を先制。その裏の攻撃を三者凡退に抑え、試合の主導権を握る。続く2回も四球後のタイムリー三塁打で1点を追加。その裏の六郷の攻撃を0点に抑え、2回が終わって3対0と細江がリード。さらに追加点が欲しい細江は3回表、ヒットと盗塁、相手エラーなどでチャンスを作ったが、無得点で攻撃を終える。その裏の六郷。先頭打者が二塁打で出塁すると、その後2塁、3塁とチャンスを作る。何とか凌ぎたい細江だが、二者連続でタイムリーを打たれると、ワイルドピッチ、さらにタイムリーヒットでこの回4失点。3回を終えて、3対4と逆転を許す。4回はお互い無得点で迎えた5回、細江はワンアウトからヒットと四球で1塁、2塁のチャンス。ここでダブルスチールを決め2塁、3塁と同点のチャンスを作り出す。内野ゴロでも1点という場面だったが、二者続けてピッチャーゴロ。センター返しした打球だったが、相手投手の好捕に合い、得点を奪うことはできなかった。その裏の六郷は先頭打者がヒットで出塁すると三塁打で貴重な1点を追加。3対5と細江が2点ビハインドで最終回を迎える。何とか追いつきたい細江はツーアウトからランナーを出すが、最後の打者がピッチャーゴロに倒れ、「ゲームセット」。最後まで諦めない姿勢を見せた細江だったが、3対5で敗れ、決勝進出はならなかった。