目指すは“初”となる全国大会出場
浜松学院中学校 女子バスケットボール部
新人戦での浜松地区大会優勝を皮切りに、西部大会、さらには県大会を制した浜松学院中学校女子バスケットボール部。
激しい守備からの速攻を武器に、相手を圧倒する“学院スタイル”は今年も健在だ。個々の能力が非常に高く、その技術を武器に、どこからでも得点を奪えるのがチームの強みだ。
昨年に続き二度目の出場となった『TKbjリーグジュニアユースカップ』では並みいる全国の強豪を倒し決勝に進出。その決勝戦では惜しくも敗れたものの、準優勝という成績を収めた。
チームの中心となるのは林美弥子さん。声でチームを鼓舞し、県選抜に4人が選ばれる“タレント集団”をまとめる頼れる主将だ。
昨年よりも大型選手が増え、チームとしてサイズアップしてサイズアップしたことで、昨年とは異なる攻撃バリエーションも手に入れた。
今後は、さらなるインサイドの強化やアウトナンバーの作り方などより高度な戦術を取り入れ、変幻自在な攻撃を可能にするための練習を積んでいく。
昨年は東海大会出場を果たしながら、全国大会へは届かなかった。
ジュニアユースカップでは、全国のレベルの高さを実感しつつも、「攻撃は全国でも通用する」という、確かな手応えを感じることができた。チームの目標はただひとつ。
昨年を上回る成果を求めて迎える夏。
悲願の全国大会出場を目指す戦いが始まる。