浜松開誠館中学校が優勝し県大会へ。

令和4年度全日本少年軟式野球浜松ブロック大会

令和4年度 全日本少年予選浜松ブロック大会

令和4年4月9日に湖西球場で行われた『令和4年度全日本少年軟式野球浜松ブロック大会』。今年は春に浜松開誠館中学校が全国大会に出場したために浜松支部予選を免除。浜松支部予選で優勝した高台・佐鳴台中学校合同チームとの代表決定戦からの出場となった。勝てば県大会出場が決まるこの試合は、終盤に高台・佐鳴台が逆転し、4対1で勝利し、一足早く県大会出場を決めた。

浜松ブロック大会で準決勝に進んだのは、浜名湖支部王者の白須賀中学校と北部・可美中学校合同、開誠館と開成中学校の4チーム。準決勝第一試合は、白須賀と北部・可美が対戦。試合は、北部・可美が序盤から白須賀を攻め立て、10対1で下し決勝進出。準決勝第二試合では、開誠館と開成が激突。お互い譲らず2対2のまま延長戦へ。ここでも決着が着かず(4対4)、大会規定により、抽選の結果、開誠館が決勝へ駒を進めた。

決勝戦は、開誠館と北部・可美という、新人戦浜松地区大会と同一カードに。今大会は、軟式野球連盟の規定により、同支部から3チームの県大会出場ができないため、双方にとって負けられない戦いとなった。

試合は開誠館の攻撃で「プレーボール」。開誠館はツーアウトから連打で1点を先制。しかし、その裏の北部・可美も先頭の二塁打を足掛かりに1点を奪い、すぐさま同点に追いつく。
2回表の開誠館は、ヒットと盗塁でスコアリングポジションにランナーを置くも無得点。その裏の北部・可美は、相手投手の緩急のついた投球に苦しみ、三者連続三振に倒れる。3回表の開誠館の攻撃。先頭は倒れるも、その後、2本のヒットで2塁、3塁とチャンスを作る。ツーアウトとなったが、続く打者がライトの前に落ちるタイムリーヒットを放ち、2点を追加。後続にもタイムリーが飛び出し、この回一挙3点を挙げる。北部・可美の投手も高身長から投げ下ろす速球が武器の好投手だが、開誠館の打者陣の力量が上回る展開に。何とか追いつきたい北部・可美はその裏。ワンアウト後、エラーでランナーが出塁するも、続く打者がダブルプレーに打ち取られ、得点を奪えない。4回裏、北部・可美は先頭が四球で出塁。チャンスを広げたい場面で、続く打者が三遊間へ痛烈な打球を放つ。しかし、これをサードが好捕。後続も倒れ、得点に結びつかない。5回裏の北部・可美の攻撃は、ツーアウトから二つの四球で1塁、2塁のチャンスを作り出す。さらに死球で満塁とチャンスを広げる。ホームランが出れば逆転もある場面だったが、開誠館の投手が粘りを見せ、サードゴロに打ち取り無失点。6回もお互い無得点で、試合は最終回へ。7回表、開誠館はワンアウトから二塁打と四球で1塁、2塁のチャンスを作るが、後続が倒れ無得点に終わる。その裏、同点に追いつきたい北部・可美の攻撃。先頭が死球で出塁すると後続がヒットと四球でワンアウト満塁。次の打者のサードゴロの間に1点を奪い、2対4。なおツーアウト2塁、3塁と一打同点の場面。続く打者の打球は詰まりながらもライトへ。しかし、この打球をライトが、しっかりとグラブに収め、「ゲームセット」。4対2で開誠館が北部・可美合同を下し、全日本少年軟式野球浜松ブロック大会優勝を決めた。

なお、浜松地区からは高台・佐鳴台合同、浜松開誠館中学校と、大会規定により、白須賀中学校が県大会に出場する。

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