編集長のひとりごと

子供の成長の上で必要な声。

中体連浜松地区大会が終わった。今年もコロナ禍により翻弄されたものの、昨年とは異なり、全競技で例年通りの大会が行われた。県大会、東海大会、そして全国大会も行われる予定で、「ホッとしている」というのが正直な気持ちだ。

ジュニアアスリート浜松としても、浜松地区の全競技の取材ができた。一日に何会場も回ったため、「ウチのチームが載ってない!」と思われる方もいるかもしれないが、そこはご容赦いただければありがたい。例年は、9月号に「中体連総括」として、地区大会から全国大会までの成績を一括で掲載していたが、今年は7月発行号でも「中体連速報」として、中体連浜松地区大会の模様を掲載した。観客に制限があったため、できるだけ多くの選手を掲載したいという思いがあったからだ。もちろん、9月号では中体連の総括も行う。一人でも多くの選手を掲載していきたいと考えている。

さてここからは地区大会についての雑感。例年に比べて、「ジャイアントキリング」が少ない大会だった印象だ。コロナ禍により、思うような練習ができなかったり、対外試合が制限されたりしたことが要因だと思われる。一方で野球やサッカーなど、ロースコアスポーツではノーシードのチームが上位進出を果たす競技もあった。その中で気になったのは、「指導者の声」だ。以前はもっと「選手と一緒に戦う」監督が多かったような気がするが、今年は少し静かだったように思う。もちろん、コロナ禍により応援席の声援は制限されており、指導者の指示も抑制されている部分もあったのだろうが、それを差し引いても静かだった。「子供の自主性を重んじる」指導を意識しているのかもしれない。

そこで今回は、「指導者の声」についてちょっとだけ私見を述べたい。「プレイヤーズファースト」が叫ばれて久しいが、「試合中に声を出さない指導者がいい」風潮があるように感じる。もちろん、選手が主体性をもって取り組むことに異論はない。むしろそうあるべきだと思う。しかしながら、全ての競技の指導者を「黙らせる」ことが正しいことなのだろうか。

例えば、近年、理想的な指導とされているのがラグビーだ。選手の主体性を重視し、指導者は決して怒らない。選手の自主性を重んじる。もちろん素晴らしいが、ラグビーの場合、試合の時に監督はスタンドにいる。選手が自ら考えてプレーするのが前提のスポーツと言える。一方でサッカー。代表の試合でも、海外のトップリーグの試合でも、監督は選手と同じピッチにおり、大声で選手に指示を出している。ピッチの外にいる方が俯瞰的に見れるということだろう。野球の場合、中学生までは監督がベンチから大声で指示を送るのが一般的だが、プロ野球になるとそんな監督を観ることはほとんどない。ルール(状況判断)が複雑であることと、中学までは選手が成熟していないために、状況に応じた「神の声」が必要となるのかもしれない。

要するに、スポーツといっても、競技によって監督の役割は違う。もちろん、練習では選手が主体性をもってプレーができるように細かい指導がなされているのだが、それが今の時点でできるかどうかは別の話。「神の声」が必要なタイミングもあるし、必要な競技もある。全てが、子供の成長上で必要な声であると信じたい。

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