挑戦者として“本気”で挑む夏

挑戦者として“本気”で挑む夏
“挑戦者”として挑んだ新人戦の浜松地区大会では、並み居る強豪を倒し優勝を飾ると、そのまま一気に西部大会、県大会をオールストレート勝ちで制し、瞬く間に“追われる立場”となった北浜東部中学校男子バレーボール部。
チームの特徴は、なんといってもその多彩な攻撃。どこからでも打てる攻撃陣を、キャプテンでセッターの大石くんが自在に操る。
今の課題はレシーブ力。レシーブ合宿を行い、ワンタッチを落とさないためのレシーブをキッチリと徹底的に鍛えた。
レシーブをキッチリとセッターに返せば、持ち味である攻撃力がさらに増す。
一躍“強豪校”となった理由を就任2年目の守屋先生はこう話す。
「一番の要因は、生徒たちが“本気”になったこと。今年の3年生は、1年生大会で準優勝になるなど、元々ポテンシャルは高かった。ただ、その後勝ち切れなかったのは本気じゃなかったからだと思っています。本気になったからこそ必要だと思えることは全てやる。それが正しい道なのかどうかはわかりません。ただ、生徒たちと一緒に全てをやり切って夏を迎えたいですね」
大会会場では必ず清掃をする。撮影時でもこのチームに笑顔はない。
これは「これらを始めたら勝てるようになった」という、ただのゲン担ぎ。
ただこれも本気になったからこその必要なこと。
現県王者である彼ら。
この先、他校は「打倒!北浜東部」で挑んでくる。
だが受けて立つつもりは毛頭ない。
あくまで“挑戦者”として夏に挑む。
彼らの本気、それは「全国大会出場」。
笑顔で写真撮影をするその時まで、彼らの“本気”は続く。
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