空手を楽しみながら人として成長する。

日本空手松涛連盟 将陽館
浜松市東区北島町に道場を構える『内閣府認定NPO法人日本空手松涛連盟将陽館』。藤枝市で始まり、浜松市に道場を構えて20年目を迎える。現在では、北島道場のほか、浜松城北工業高校や庄内協働センターなどでも活動し、100名を越える子どもたちが空手道を学んでいる。
同道場のモットーは、空手を通し、心身を鍛えながら、その中でコミュニケーション能力を養うこと。人の話を聞くこと、稽古への姿勢を作ることなどを徹底。普段顔を合わせない他校の子や、年齢が離れた中高生、大人たちと同じ空間で、同じことに取り組む環境は、子供たちにとって掛け替えのない場所になっている。
毎年のように全国大会に出場する選手を輩出する同道場。黒帯の昇段試験では一人も落ちたことがないという。指導に当たる菊地さんは稽古についてこう話す。「できないことをできるようにするのが稽古。できないことはできるようになれば良い。なので、稽古ではほとんど怒りません。上の子たちが模範となり、それを見て下の子たちが自然と覚えていく。自分で気づき、自分で行動できる人になってほしいと思っています」
4歳から空手を始め、2年連続で全国大会に出場している小池來夢くん(与進小5年)は、「全国大会で優勝したいです」と話し、吉田結さん(和地小3年)は、「弟のように上手くなりたいです」とそれぞれに目標を話してくれた。そして、多くの子が「空手が楽しい」と口を揃える。
これからも楽しむことを忘れず、みんなで成長していく。



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