浜松から9名が選出。目指すは全国制覇。

中学男子バレーボール静岡県選抜
12月に行われる『JOCカップ全国都道府県対抗中学バレーボール大会』に出場する静岡県選抜12名が8月末に発表された。 浜松地区からは、大髙日向大くん(北浜東部中)と岩堀瑛くん(笠井中)、西田遥翔くん(入野中)、山本蓮くん(可美中)、吉岡琉翔くん、山田英人くん(ともに庄内中)、伊與田皐誠くん(三ヶ日中)、伴銀大くん、鈴木孝くん(ともに岡崎中)の9名が選出された。全国大会ベスト16の岡崎中や2季連続での東海大会出場を果たした庄内中などで主軸を担ってきた選手を中心に、今年は浜松地区の選手たちが大多数を占め、同地区のレベルの高さが表れた。
チームは、8月末より合同練習をスタート。遠征や高校での強化合宿などを経て、12月25日から大阪府で行われる『JOCカップ全国都道府県対抗中学バレーボール大会』に臨む。監督を務める柞山先生(庄内中)は、チームについて、「昨年は、日本代表に選ばれるようなスーパープレーヤーがいましたが、今年はそういった選手がいない。なので、まずはレシーブでリズムを作ることを基本としています。そして、選手それぞれに役割があるので、それをしっかりと全うすることを求めてきました。チームでは中心として活躍する選手ばかりですが、選抜では役割が変わる選手もいます。まだ万全とは言えませんが、練習を重ねることで徐々に良くなってきました。あとはプレーの精度を一つひとつ上げて大会に挑みたいと思います」と話す。キャプテンの吉岡くんは、「県の代表ということで、チームで戦う時よりもプレッシャーは感じます。それでも、周りは上手い選手ばかりなので、助け合いながら上手くチームをまとめていけたらと思います。レシーブからのコンビバレーが武器なので、それを軸に相手をかき回していきたいです。課題はブロック。突出してサイズのあるチームではないので、質を上げてチャンスを作れるようにしていきたいです」と話す。
今年のチームのコンセプトは『12名全員で戦う』こと。突出した選手がいないからこそ、全員で戦うことを心掛ける。全員がチームのために自分の役割をこなし、試合状況や対戦相手によって柔軟にメンバーチェンジをして流れを変えられることが最大の武器と言える。目標は初となる全国制覇。12名全員の力を出し尽くし、日本の頂点を目指す。





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