新津ファイティングビーズが西部も制す。

パナホーム静岡カップ争奪静岡県ミニバスケットボール選手権大会

パナホーム静岡カップ争奪
静岡県ミニバスケットボール選手権大会

令和元年10月20日から始まった『パナホーム静岡カップ争奪静岡県ミニバスケットボール選手権大会』の西部支部大会。浜松、天竜浜名湖、磐田の各地区大会を勝ち上がった24チームが出場し、3チームずつの総当たりで予選リーグを戦う。各リーグの1位は決勝トーナメントに進出するとともに、県大会への出場権を獲得する。

浅羽南小学校をメイン会場に行われた女子の部で県大会出場を決めたのは、浜松新津ファイティングビーズ(浜松1位)、芳川北ワイルドキャッツ(浜松2位)、浜松浅間ドルフィンズ(浜松3位)、浜松フェニックス(浜松5位)、湖西ミニバス(天浜1位)、舞阪ミニバス(天浜2位)、新居ミニバス(天浜3位)、磐田ミニバス(磐田4位)の8チーム。

決勝トーナメントでは、新津が新居を51対22で、湖西がフェニックスを85対51で、芳川北が舞阪を44対33でそれぞれ下し、準決勝に進出。浅間は磐田に42対44で惜敗した。

準決勝第一試合は新津対磐田。試合序盤はお互いに主導権を握らせず、22対17と新津が5点をリードして前半を終える。後半に入ると徐々にギアを上げ始めた新津が地力の差を見せ主導権を握る。徐々に点差が開き始めると、そのまま追いすがる磐田を振り切り、42対27で勝利。決勝進出を決めた。

準決勝第二試合は芳川北と湖西の対戦。序盤は湖西が試合を優位に進め、13対10と3点をリードして第1ピリオドを終える。第2ピリオドから芳川北はエースを投入。すると、流れは一転して芳川北へ。エースがゴールを量産し逆転に成功。31対23と芳川北が8点をリードして前半を終えた。後半に入っても、流れは芳川北。試合巧者ぶりを見せた芳川北が50対39で湖西を退け、決勝進出を果たした。

決勝戦は浜松地区大会と同カード、新津対芳川北。浜松地区大会では、新津が40対27で勝利している。試合は、序盤から新津が芳川北を圧倒。着実に得点を重ねる新津に対し、芳川北は新津の守備を突破できず、攻撃の糸口を掴めないまま第1ピリオドが終了。15対0と新津が完璧な立ち上がりを見せた。第2ピリオドから芳川北はエースが登場。巻き返しを図る。しかし、新津も落ち着いた対応を見せ、自由に攻撃を作らせない。ここでも新津がリードを広げることに成功し、25対6と大量リードで前半を終えた。後半に入っても試合は新津ペース。シュート精度の高さと、ゴール下での強さで芳川北を圧倒。中と外のバランスの良さで相手に的を絞らせず、次々と得点を挙げていく。このままでは終われない芳川北も猛攻を仕掛けるも、追いつくことはできず、50対25のダブルスコアで新津が勝利。春の協会長杯に続き、優勝を果たし、西部大会での2冠を達成した。

同日別会場で行われた男子の部では、春に県を制した与進ミニバスが優勝を果たした。このほか、新居ミニバス、有玉ミニバス、湖西ミニバス、引佐ミニバス、浜松西ミニバス、浜松南レイカーズ、浜松フェニックスの8チームが県大会に出場。

今年度よりチャンピオンズカップが廃止となり、この大会の県優勝チームが全国大会へと出場する。11月9日から始まった県大会。男子では、与進と新居、有玉、湖西、引佐の5チームが、女子では、新津と芳川北、浅間の3チームがベスト8進出を決めた。男子は芳川北、女子は浜北グリーンキッズ以来2年ぶりの全国大会を目指して11月23日に浜松アリーナで行われた決勝トーナメントに挑み、男子は与進が見事優勝、女子では新津が惜しくも準決勝で敗れベスト4という結果に終わった。

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