浜松城北スポーツ少年団が全国大会出場。

かんぽ生命ドリームカップ
第39回全日本バレーボール小学生大会
令和元年6月16日(日)・23日(日)の二日間に渡って吉田総合体育館で開催された『かんぽ生命ドリームカップ 第39回全日本バレーボール小学生大会』の静岡県大会。各地区の予選を勝ち抜いた12チームが集い、全国大会出場を懸けて熱戦を繰り広げた。
浜松城北スポーツ少年団バレーボール部。新チームになり男子が掲げた目標は『全国大会出場』。
「普段の練習から『全国』という言葉を意識させました。それを続けることで子供たちの取り組みが大きく変わり、全国への手応えが出てきました」と話すのは男子の赤堀コーチ。
西部予選では、先の東海大会の1位と5位と同組となったものの、粘り強く戦い西部予選を1位で通過。成長を実感する大会となった。
「やってきたことを出せば試合で勝てる」と語るのはキャプテンの吉田夢羽くん。
指導者だけではなく、選手たちも自信を持って県大会に挑んだ。県大会では無難にベスト4に進んだが、準決勝では西部4位のチームに大苦戦。二セット目をデュースの末に落とし嫌な流れになったが、手に入れた自信と粘りで15対13で最終セットを奪い決勝へ進んだ。
決勝戦では圧倒的な力で勝ち上がってきた東部1位と対戦。第一セットを奪われたものの、二セット目以降は自分たちのバレーを取り戻し連取。セットカウント2対1で勝利し、創部初となる全国大会への出場を決めた。
「やってきたことを出せた大会でした。全国という目標のもと、真摯にバレーボールに向き合ったからこそ手にすることができた県大会優勝、全国出場だと思います。これからもこの姿勢を続け、次の目標に挑んでほしい」と赤堀コーチが語れば、吉田キャプテンは「みんなで協力し、一丸となって戦うことができました。苦しい時もこれまでやってきたことを思い出し、自信を持って自分たちのバレーをすることができました」と話す。
彼らの次なる目標は『全国ベスト4』。
口に出すことで夢は目標へと変わる。

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