英語弁論大会で
全国大会出場。

石山 空
蜆塚中学校3年生
各中学校が代表者を選考し、英語のスピーチ力を競う『中学校英語弁論大会』。厳しい予選を勝ち上がり、全国大会となる『高円宮杯全日本中学校英語弁論大会』への出場を果たした中学生が浜松にいる。蜆塚中学校3年生の石山空さんだ。浜松南部支部大会を1位で勝ち上がると、西部大会では3位、全国出場を懸けた県大会では1位となり、見事全国大会出場を果たした。
中学校英語弁論大会は今年で70回目となる歴史ある大会で、流暢に英語を話す能力のほか、自分で決めた題材についてしっかりと調べ、感情を込めて5分間で表現することで順位が決まる。石山さんは夏までバスケットボール部に所属。部活引退を機に、英語弁論大会への出場を決めた。
「英語は得意ではありませんでした。ただ、好きな海外アーティストがいて、その曲をよく聴いていましたし、そのアーティストの番組も観ていました。もちろん全て英語です。何を言っているのか理解したいと思ったことと、部活が終わったので、新たに何かひとつ頑張れることを探していました」
まず取り組んだのは、教科書の音読。感情を込めて、スピーチのように読むことで英語のイントネーションや、人前で話すことに慣れることに努めた。
題材に選んだのは“イスラム教”について。
「親の仕事の関係で、中学1年生の時に一年間インドネシアに住んでいました。学校は日本人学校ではなく、普通の学校に通っていました。インドネシアは多くの人がイスラム教徒です。それが凄くいい人ばかりで、イスラムに対するイメージが変わりました。日本ではイスラムがまだまだ受け入れられていません。イスラムの良いところを伝えたいと思い、題材に選びました」
「勝つことよりも、彼女が伝えたいことを聴いている人たちに届けることを重視しました」と話すのは英語教諭の鈴木恭子先生とジェシカ先生。「とにかく表現すること。言語が違えど感情は伝わる。彼女の経験と気持ちが外に表れるように指導しました」
全国大会では全国の代表選手たちと宿を共にし、東大をはじめとする大学生と交流したり、レセプションで皇太子様からの御言葉を聞いたりして、「大きな刺激を受けた」という。
「将来はCAやホテルマン、貿易関係など、英語を活かせる仕事に就きたいです」
ひとつを頑張ったことで、夢を見つけた。
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