自分の意見を
はっきりと言えるように。
西伊場リトルダック
昨年八月に結成された子供会によるポートボールチーム『西伊場リトルダック』。
現在は、西伊場西、西伊場東、南伊場、鴨江の4つの子ども会に所属する児童27名が所属している。
チームコンセプトは、「子供たちが自分で考え、自分の意見をしっかりと発する」こと。
コーチを務める永田さんに話を聞いた。
「テクニカルな指導よりも、子供たち自身による“自分づくり”に重きを置いて接しています。例えば、『ありがとう』と『ごめんね』がしっかり言える子になってほしい。そして、自分の意見も言えて、他人の意見にも素直に耳を傾けることができる。そんな自主性と客観性を兼ね備えた子に育ってほしいと願っています。結成して未だ一年、初めてポートボールをやる子たちばかり。合言葉は『自己新記録!』」。
昨年は、招待大会ではあるが、2度優勝することができた。
勝ったことでその喜びを知り、また勝ちたいと意欲が溢れ出す。
目下の目標は、『浜松市子ども会連合会親善ポートボール大会』で勝利すること。
練習では、技術トレーニングよりも基礎体力向上を目指したメニューに時間を割き、全員が「自己新記録」を目指して練習に励む。
子ども会のポートボールチームの中で、唯一、チーム名称がある『リトルダック』。
この名前は、創設当時のメンバーがみんなで話し合って決めた名前。だからこそ愛着も人一倍。
「出来るできる、絶対できる、リトルダックGO!」、「やるぞやるぞ、絶対やるぞ、リトルダックGO!」が、全員で行う試合前の掛け声。
想いを口にすればソレはいずれ現実となる。
この先の子供たちの成長が楽しみでならない。