福田琢巳はロードレースで世界を目指す。

福田 琢巳
江西中学校3年生
自動車やオートバイなど、機械的なモーターやエンジンなどの原動機を使用して稼働する乗り物を用いて行われるモータースポーツ。馴染み深いもので言えばF1レースが有名だろう。そんなモータースポーツで世界を目指し、活躍する選手が浜松市にいる。それが、福田琢巳くん(江西中学校3年生)だ。
福田くんが行うモータースポーツはオートバイを用いる。ロードレースと呼ばれ、サーキットを主戦場としたレースだ。現在は、GP というカテゴリーに入っており、乗るマシンは250ccのレース専用マシン。時速200キロを超えるスピードでサーキットを駆け抜ける。
バイク乗りだった両親の影響と、姉がバイクレースをしていたことでバイクに乗るようになった福田くんがモータースポーツを始めたのは3歳の時。自転車よりも先にバイクに乗っていたという。そんな彼だが、最初からバイク好きかと思いきや最初はそうでもなく、「小さい頃はバイクの音が怖くて、音がするとすぐに隠れていました(笑)」と笑いながら話してくれた。4歳からキッズバイクレースに参加するようになると、すぐに頭角を見せ始め、小学4年生の時にミニバイク(100cc)のレースに出場。5年生の時、全国大会への出場を果たし、ジュニアクラスで11位という成績を収めた。中学2年時になるとカテゴリーをGP に上げ、250ccのマシンでレースに参戦。大人も含めた中で4位に入るなど、全国屈指のレーサーへと成長。現在は全国の有望選手が集まるMFJロードレースアカデミーにも通い、さらに高いレベルでスキルに磨きをかける。
部活動には所属していない福田くん。学校が終わるとマシンを保管してくれている『モトサービスEDGE』に向かう。そこでメカニックの人たちにマシンの整備を教えてもらい、マシンを自分用に調整していく。「小学4年生の時から自分のマシンをできる限り自分で整備できるように、色々と教えてもらっています。実際にプロのメカニックの人たちに教わるので、とても勉強になりますし、学校とは違う学びができてとても楽しいです」と福田くんは話す。
「バイクのふるさとと言われる浜松市ですが、モータースポーツの競技人口は少ない。自分が活躍することで、もっと多くの人にバイクのことを知ってもらい、バイクに触れてもらえたらなと思います。あまり友達とバイクの話をすることがないので、バイク好きな仲間が増えたら嬉しいですね」と中学生らしい一面も垣間見えた。将来の目標は、全日本選手権に出場してチャンピオンになること、鈴鹿の8時間耐久レースに出場すること。そして、最終的には海外で活躍できる選手になること。自分の好きなものを見つけ、自分の道を見つけた。それはとても素晴らしくかけがえのないことだと思う。これからもその道を走り続けてほしい。
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