強豪を倒し、
オイスカFCが準優勝。

第42回全日本少年サッカー大会
静岡県大会
平成30年11月18日と25日に行われた『全日本少年サッカー大会』の静岡県大会。各地区予選を勝ち上がった16チームが出場し、優勝チームは12月に行われる全国大会に出場する。
浜松地区からは、カワイ体育教室SCとオイスカFC、浜松和田JFCの3チームが出場。和田は、初戦のエクセルシオールFCと延長までもつれ込む接戦となったが、2対3で惜敗。春に全国大会出場を果たしたカワイは、初戦のアスルクラロU12富士に3対1と快勝するも、2回戦で清水エスパルスU12三島に2対3で惜敗。2大会連続での全国とはならなかった。
そんな中、快進撃を見せたのはオイスカ。初戦で、“昨年の王者”清水エスパルスU12清水を2対1で破る番狂わせを起こすと、2回戦では、プリメーラFC御殿場を6対1で一蹴し、準決勝進出を果たした。準決勝の相手は、和田に競り勝ったエクセルシオール。互いに譲らず0対0のまま試合は延長戦へ。延長で待望の先制点を挙げたオイスカが、このまま最後まで1点を守り切り勝利。全国大会を懸けて決勝戦に挑んだ。
決勝の相手は、ここまで3試合で15点と圧倒的な攻撃力で勝ち上がってきたキューズFCエスパルスジュニア。試合は、互いに2点ずつを奪い合い、2対2のまま延長戦へと突入。しかし、延長でも決着がつかず勝負はPK戦へともつれ込んだ。1人が失敗したオイスカに対し、キューズは3人全員が成功。最後の最後まで粘ったオイスカだったが、PK戦の末に敗れた。10年ぶりの全国大会出場とはならなかったものの、昨年を上回る準優勝という結果を残した。
今大会に出場した3チームは、浜松の代表として素晴らしい試合を見せてくれた。来年以降も代表チームには浜松という地域の誇りを持ってプレーしてほしい。そして、この大会で、浜松地区から全国に出場したのは、10年前のエストレージャFC(現オイスカFC)が最後。来年こそは、浜松から全国の舞台へと駆け上がるチームが現れることを期待したい。


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