くまの運動教室バレーボールクラス体験会開催

地区内初のバレーボールスクール
ジュニア向けの運動教室を開くStudio ZEROが、中学生を対象としたバレーボール教室『くまの運動教室バレーボールクラス』をスタートさせる。
バレーボールは、野球やサッカー、バスケットボールと並び人気のある競技。しかし現在、浜松地区内では、チーム以外で練習ができるスクールは存在していない。部活以外での練習環境の充実や選手のレベルアップを目指し、地区内初のバレーボールスクールとして、この春から始動することとなった。
「バレーボールは非常に特殊な競技だと思います」。そう話すのは、Studio ZEROの代表を務め、ジュニア向けの運動教室、『くまの運動教室』を主宰する宮野裕喜氏。その大きな理由として、ボールを保持できないことを挙げる。
「バレーボールは、サッカーやバスケットボールのようにドリブルすることができない上に、野球のようにボールを掴むこともできません。ボールに触れることができるのは、一瞬だけ。跳んだり、しゃがんだりといった動作をしながら、コンマ何秒という世界で状況を判断し、プレーする。だから、バレーボールには、他の競技にはない面白みがあると思っています」。
宮野氏も、選手時代は県大会での優勝や、県選抜での全国大会ベスト4、関東選抜での主将などを務めたバレーボーラーの一人。その後は、選手としてではなく、次世代の育成に力を入れ、運動教室を開く傍ら、メンタル面のサポートとして、しつもんメンタルトレーニングを開講。多くの子供たちを心身の両面からサポートしている。
そんな宮野氏が立ち上げる『くまの運動教室バレーボールクラス』とは、どんなスクールなのかを尋ねた。
「コンセプトは3つ。1つめは、身体を自由に動かせるようになること。冒頭でも触れた通り、バレーボールはコンマ何秒という世界でプレーしなければいけません。それに対応するための身体づくりが非常に大切です。なので、身体の正しい動かし方を学び、正しいフォームを身に付けながら、ポジションに囚われず、色々なプレーができる選手を目指していきます。2つめは、考えて行動できるようになること。試合中に監督から出される指示は短い言葉で行われます。練習では、プレーのひとつひとつに細かく指示を出せますが、試合中にそれはできません。その中でも、意図を理解し、自ら考えてプレーできる習慣を身につけていきます。3つめは、ケガをしないためのケアができるようになること。練習を目一杯やるとクールダウンは家でということもあると思います。そんな時に、家でもしっかりと自分でクールダウンができるよう指導し、自分の身体を自分で管理できるようになって、ケガなくプレーできることを目指していきます」。
『くまの運動教室バレーボールクラス』は、3月のスタートに向けて体験会を開催する。会場は、呉松町錬成道場(西区呉松町)、参加費は500円(保険は各自で加入)。男子は2月19日(月)、女子は2月26日(月)の19時から。普段は一緒に練習しない他校のライバルに刺激を受ける良い機会になるかもしれない。切磋琢磨しながら、より高いレベルを目指してほしいと思う。
お問い合わせ 053-596-9177
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