ジュニアアスリートのための
特別メンタルトレーニング
レッスン5 プレッシャー(緊張)を味方にする
メンタルトレーニングというと、「プレッシャー(緊張)にどう対応するか」というイメージを持っている人が多いと思います。実際にワークショップを開くと、「大事な時に…」なんて話がよく出ます。
では、どうしたらプレッシャーを克服できるのでしょうか?
3年生にとっては、最後となる夏季大会がもう目前に迫っています。
なので、今回は、大会で力が発揮できるよう、プレッシャーについて考えてみたいと思います。
まずは、下記の質問について考えてみよう。
書けましたか?
“ルーティーン”は、イチロー選手や五郎丸選手が有名です。
フィギュアスケートの羽生結弦選手は、演技開始前に「さあ、楽しもう」と呟くそうです。
これだけでも、毎回繰り返すことで、スイッチになります。
トップ選手たちが、「楽しもう」、「楽しみます」と言い始めたのはごく最近です。
ひと昔前までは、「頑張ります」。そんな風に言っている選手が多かった。
集中力が高まるのは、ワクワクした時や、自分から行動を起こそうとした時なので、「楽しむ」という気持ちは非常に大切な要素です。
一方、「頑張ります」という言葉。
大きな大会で頑張らない人はいませんよね?
それをあえて口に出すことで、使命感が生まれ、プレッシャーがかかってしまいます。
前向きな姿勢でワクワクしながら楽しむ気持ちを忘れず、所々でスイッチを入れていけば、必ず良いプレーができるはずです。
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