東海大会の
先のステージへ。
三ヶ日中学校
女子ソフトテニス部
新人戦浜松地区大会で3位入賞を果たした三ヶ日中学校女子ソフトテニス部。
そのままの勢いで西部大会、県大会でもベスト4へと進出し、東海大会への切符を掴んだ。
東海大会では惜しくも準々決勝で敗れ、全国大会へは届かなかったものの、貴重な経験と自信を得ることができた。
練習は放課後の2時間。
サーブレシーブや一本打ちなどの基本練習を中心に、個々の技術に磨きをかける。
休日には練習試合を重ね、試合経験を養う。
「基本技術は、他校にも引けをとらないと思っています。ただ、強豪校は試合の勝負所を見極めることができ、テニスを良く知っている選手が多い。テニスをもっと知り、点の取り方や、勝ち方を身に付けて、夏季大会に臨みたいと思います」と話すのは顧問の高林先生。
明るく元気な生徒が多い同部。
学校の入口にあるテニスコートからは大きな声が響いてくる。
チームをまとめる、部長の黒柳ふみねさんと副部長の北山あずみさんはこう話す。
「声では負けないように、大きな声を出してチームを盛り上げています。後輩たちは、自分たちの背中を見ていると思うので、先輩たちがそうしてきたように、しっかりと練習に取り組みたいと思います。新人戦では、東海大会でベスト8に入りました。夏季大会では、その先の全国大会を目指します」
今年のチームは、個人戦で上位進出を果たすようなエースはいない。
チームワークを武器に、団体戦での東海大会進出、さらには先のステージとなる“全国大会”を目指す。