浜松ドルフィンズBOYSが
 “初”の全国大会出場。

第24回 静岡県小学生男子新人ソフトボール大会

平成28年10月16日より開催された『第24回静岡県小学生男子新人ソフトボール大会』。

団員の減少に苦しむドルフィンズは、創設以来初めて、東伊場との合同チームとして大会に参加した。

初戦の相手となった、島田の岸町子供会ソフトボール部をコールド勝ち(10対0)で下すと勢いに乗り、続く長田南少年ソフトボールクラブスポーツ少年団(静岡)に対しても打線が爆発。7対0とコールド勝ちを収め、危なげなく準々決勝へ進出。準々決勝の大南小ソフトボール少年団(沼津)には3対1、準決勝のイーストブルーシックス(藤枝)には1対0と、高い守備力を武器に接戦をモノにし、初となる決勝進出を果たす。

決勝の相手は“強豪”長泉北ファイターズソフトボールスポーツ少年団。
この試合でも、持ち前の高い守備力をベースに試合の主導権を握ると、呼応するかのように打線が爆発。大量8点を奪い相手を圧倒。

8対0で長泉北を下し、創設以来“初”となる県大会優勝、そして念願の全国大会への切符を掴んだ。

今年のチームの主軸となるのは、エースの中村龍紀くんと4番バッターの野末周汰くん。

中村くんは、県大会5試合で50近い三振を奪う圧巻のピッチングを披露。攻撃面ではリードオフマンとして打線を牽引した。

4番の野末くんは、その長打力で大量得点を演出。守っては要となる捕手としてチームを支えた。バッテリーを組んで3年。“県ナンバーワンバッテリー”の呼び声も高いこの二人が、全国大会でもキーマンとなる。

くわえて、今年は、技術力に定評がある“名門”東伊場子ども会ソフトボール少年団との合同チーム。彼らの守備力があったからこそ掴むことができた栄冠とも言えよう。

全国大会は3月25日から掛川市で開催される。

県大会では、5試合で29得点、1失点と圧倒的な強さを見せつけた浜松ドルフィンズBOYS。選手たちはもちろん、チームにとっても初の全国の舞台。この舞台に立てること自体が大きな財産。結果を恐れることなく、思い切ってプレーしてもらいたい。

この経験は間違いなく、彼らの道を照らす光となる。

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